CASE-REAL|ケース・リアル ケース・リアルが設計した“島の食の拠点”を目指すレストラン 瀬戸内海の豊島(てしま)に「海のレストラン」オープン 今夏7月に瀬戸内海に浮かぶ豊島(てしま)の海辺に「海のレストラン」がオープン。ケース・リアルの二俣公一氏が設計を担当し、松澤 剛氏との協働で進められたプロジェクトは、構造設計を大野博史(オーノジャパン)、サイン計画を尾原史和氏(スープデザイン)、家具製作をE&Yが担当している。話題の「海のレストラン」をケース・リアルが解説する。 Text by CASE-REAL 食材の豊かな島、豊島で目指すレストラン 今年で2回目を迎えた瀬戸内国際芸術祭。その開催エリアの一つとなっている豊島(てしま)は、瀬戸内海の豊かな恵みを受けて、昔から酪農や稲作が盛んだ。一時は過疎化で人手が不足し荒れていた伝統的な棚田も、近年では多くのボランティアの手によってそのうる
BOOK|ネット界の寵児が説くあたらしい政治へのアプローチ 津田大介『ウェブで政治を動かす!』 ジャーナリストや“メディア・アクティビスト”として活躍する津田大介氏の新刊、『ウェブで政治を動かす!』が朝日新書から出版された。 Text by YANAKA Tomomi ソーシャルメディアを駆使して私たちが社会を変えられる時代 マスメディアやソーシャルメディアという垣根を越えて活動を展開する津田氏。国の文化審議会著作権分科会においても、複数の小委員会で専門委員を務めたほか、ツイッターのフォロワーが23万人を超えるなど、その発言力に注目が集まる気鋭のジャーナリストだ。 新刊の『ウェブで政治を動かす!』は、「ソーシャルメディア+マスメディア=?」や「ネット世論を考える」、「きみが政治を動かす」など全9章で構成。政局報道一色のマスメディアによって、私たちが“政治的無関心”にさせられてきたと論じる津
ART|エルメス・エディター「影の色」を日本初公開 杉本博司展がメゾンエルメス8階フォーラムで開催 今年6月にスイスのアート・バーゼルで発表され、大きな反響を巻き起こしたエルメスと写真家・杉本博司氏がコラボレーションして生まれたカレ、エルメス・エディター「影の色」。この「影の色」の日本初公開となる杉本博司展が11月15日(木)から12月31日(月)まで、銀座のメゾンエルメス8階フォーラムで開催される。 Text by YANAKA Tomomi これまで、2008年のジョセフ・アルバース氏の「正方形へのオマージュ」にはじまり、2010年にはダニエル・ビュレンヌ氏による「Photo-souvenirs au carré – カレ:思い出のアルバム」が発表されてきたエルメス・エディター。第3弾は、古美術品や古くから伝わる道具を題材として歴史や伝統と向き合い、独創的かつ現代的な表現をおこなう杉本
EVENT|スカイツリーとLEDが奏でる「ひかりのシンフォニー」 10万個の“ホタル”が夜の隅田川に舞う! もし隅田川にホタルがいたなら──。そんな夢のような話が現実になる? 5月6日、ゴールデンウィーク最終日の夜、約10万個の人工“ホタル”が水面を舞う、アートインスタレーション「ひかりのシンフォニー」がおこなわれるのだ。 Text by TANAKA Junko (OPENERS) 当日は、スカイツリーもひと足先にライトアップ姿を披露 かつて、川が人びとの生活の中心を担っていた時代。隅田川は芸術・文化の発信基地として、江戸の街でも一、二を争う賑わいをみせていた。しかし、高度成長期に突入し、工場排水や生活排水が流れ込むようになると、水質の悪化とともに人びとの関心も薄れていったという。東京都では現在、地元の地方自治体、民間事業者と協力して水質の改善に努め、東京スカイツリー®の開業で注目を集め
Vol.5 永山祐子インタビュー (1) とどかない場所~あたらしい時代のスタンダードのあり方 現代はなにもないところからなにかをつくり出すような経済成長時代とは異なり、いまそこにあるスタンダードから、なにか別のスタンダードを生み出す、時代のあり方としてはそんなフェーズに突入しているといえるのではないだろうか。いまあるものに価値を見いだし、これまでにない視点からものを見たり、そこにある現象を考えることで、あたらしい時代の価値は生まれる。永山祐子氏は建築を通してものごとに偏在する普遍的なものから誰もみたことのない価値を抽出し、次世代のスタンダードを創造する。 インタビュアー、まとめ=加藤孝司 小さなスケールと、大きなスケール ──建築に興味をもったきっかけを教えてください。 じつはうちの祖父が建築を志していました。私には祖父の記憶はありませんが、谷口吉生さんのお父さまの谷口吉郎さんの研究室に
第13回 「アート」 について言いきる 教授自らの回答ですべて解決!する「上から」言いきる。 11月10日に発売されたアルバム『UTAU』をひっさげて、12月10日、11日はいよいよ東京国際フォーラム公演! ツアーを記念する「全部」言いきる連載再スタート! 回答=坂本龍一Photo by JAMANDFIX はじめまして。私はいま芸術大学でアートの勉強(制作ではなく研究やプロデュースにかんして)をしています。大学の教授は、これからの社会にアーティストが必要とされていると言うのですがまったくそうは思えません。アーティストが必要なのではなく物事を深く考える力や自分と他者との関係、日本のアートをとりまく環境でいかに生き残るかを考えることが本当に必要なんじゃないかと思います。しかしまわりの制作をしている学生は「アーティストになればいいんだ」で考えることを止めてしまっています。 坂本先生にはアーティ
docomo|ドコモ 四万十ヒノキを使ったケータイを限定発売 NTTドコモは、一般社団法人「more trees」とコラボレーションし、ボディに四万十ヒノキ材を使った豆型の携帯電話「TOUCH WOOD SH-08C」を1万5000台限定で発売する。ヒノキの香りや、一台ごとに異なる美しい木目と色合いを楽しむことができる。 文=谷中朋未 木のぬくもり感じる豆型ボディ 「TOUCH WOOD SH-08C」は、シャープ製の端末で、フルタッチパネル方式だ。トップメニューや内蔵グラフィックに「森を感じる」コンテンツを搭載したほか、普段よく使う通話やメール、カメラなどの機能を待ち受け画面に貼り付けて、自分好みにカスタマイズしたり、ワンタッチで起動させることもできる。タッチ用QWERTY配列のソフトキーも搭載し、メールなどの入力もより快適になっている。 more treesが提唱する「TOUCH WO
松浦俊夫|from TOKYO MOON 11月7日 ON AIR ワンダーウォール初の展覧会開催中 日曜の夜、上質な音楽とともにゆったりと流れる自分だけの時間は、大人たちの至福のとき。そんな豊かな時間をお届けするのは、DJ松浦俊夫によるラジオプログラム『TOKYO MOON』──。彼が世界中から選りすぐったすばらしい音楽や知的好奇心を刺激する大人のためのトピックスを、毎週日曜日Inter FM 76.1MHzにて19時からオンエア。ここでは、毎週オンエアされたばかりのプログラムをお届けします。今週はフォーキーなサウンドの数々にのせ、“芸術の秋”にふさわしく「Wonderwall(ワンダーウォール)」初の展覧会をピックアップしました。 Text by MATSUURA Toshio
Vol.1 乾久美子インタビュー (1) 風景を肯定すること OPENERSでは、2008年に5人の日本の建築家を紹介する「いま世界が注目するニッポンの若手建築家特集」を組んだ。それはインターネットやパーソナルコンピューターが、誰にとっても当たり前なものになり、情報化が高度に進んだゼロ年代の東京という街における現状を、街のかたちをつくる「建築家」という職能をもった彼らの言葉を借りて具現化する試みであった。それはまた、東京という街を、非現実的なバーチャルに根ざしたものではなく、人間の営みのなかからにじみ出るリアリティあるものによって記述する試みでもあった。 テン年代(2010年代)に入って、経済、政治はますます混迷の度合いを深め、人びとの嗜好やファッションの流行は多様化し、世の中は先のみえにくい時代に突入しているように思える。だからこそいまは、前向きに考えれば、つぎの時代に向けたあらたな好ま
TISSOT|ティソ ティソが表参道ヒルズでポップアップショップをオープン 10月発売の新作をいちはやく展示 長時間パワーリザーブを実現した「パワーマティック80」などの革新的なメカニズムで支持を集めるティソ。6月には、日本でティソ初の試みとなる短期限定ストアをオープン。2015年のバーゼルワールドで人気をさらった「シャミン・ドゥ・トゥレル」の先行予約を受け付けるとともに、多くの新作を展示、販売を開始する。 Text by KAWADA Akinori 200本以上の現行・新作モデルを試着可能 売り上げ規模では、世界屈指の時計ブランドであり、クラッシクウォッチからハイテククォーツまで、多彩な時計を展開するティソ。近年は、ハイコストパフォーマンスで、スイスの公式精度規格であるクロノメーターに匹敵する精度と80時間稼働可能なパワーマティック80を装備するモデルを発表し、世界で話題となっている。
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