ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/foreignpolicy (5)

  • フェースブックは活動家がお嫌い?

    バラク・オバマ大統領が水曜にシリコンバレーのフェースブック社を訪問するのに合わせ、ウォールストリート・ジャーナル紙はフェースブックが最近力を入れ始めたワシントンでのロビー活動についての記事を掲載した。フェースブックが雇ったロビイストにも取材しているが、その一人の言葉はどう見てもフェースブックのイメージアップにつながるとは思えない。 「コンテンツの検閲は、国によってしたりしなかったりという方法をとるかもしれない」と、フェースブックのロビイスト、アダム・コナーは言った。「今我々はもしかすると、言論の自由の経験がない国であまりに多くの自由を認め過ぎてしまっているのかもしれない。おかげで居心地の悪い立場に追い込まれることも少なくない」 フェースブックと活動家たちの間でなぜ緊張が強まりつつあるのか、その理由がよくわかる言葉だ。活動家たちは民主化運動を組織するのにフェースブックを最大限に活用したが、

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/04/21
    言論の自由を広げることは、フェースブックの目的ではない。
  • 中国がタイムトラベル禁止令

    中国政府は、このところテレビドラマで人気を集めるあるジャンルの取り締まりを始めた。中国に関するブログ「チャイナ・ハッシュ」の記事を見てみよう。 タイムトラベル物のテレビドラマではたいてい、現代に生きる主人公が何らかの理由、何らかの手段で時空を旅し、古代の中国へたどり着く。そこで彼(または彼女)はさまざまなカルチャーショックを体験するが、少しずつ環境に慣れていき、ついにはその時代の誰かと恋に落ちる。 中国の視聴者がこの手の話が好きなのは間違いない。政府当局の国家ラジオ映画テレビ総局はそれが気に入らないようで、タイムトラベルを扱うドラマの制作停止を命じた。 停止の決定は4月1日のテレビドラマ監督委員会の会合で下されたが、なにもエイプリルフールの悪ふざけというわけではない。ドラマ制作に反対する当局にはもっともな理由がある。 「タイムトラベルはテレビ映画で人気のテーマになりつつある。だがその内容

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/04/13
    古典のいくつかの名著を基にした作品や欧米スタイルの刑事ドラマも制作停止になったという。
  • 「コートジボワールの虐殺」捜査

    国際刑事裁判所(ICC)のルイス・モレノ・オカンポ主任検察官は4月6日、ここ数カ月間にコートジボワールで起きている残虐行為の格的な捜査を認めるよう要請する可能性があると発表した。これは「犯罪をおかした者たちに逮捕状を要請する準備」に向けて、「迅速に」事を進めるよう国連安全保障理事会に求めるものだ。 捜査に値する犯罪が行われているのは間違いない。先週末には西部の町ドゥエクエで、少なくとも1000人が殺害されたと報じられ、6日には他の地域でも大虐殺が行われたことが判明した。市場の爆撃や野党勢力の行方不明事件の責任を、ローラン・バグボの部隊に問うのは当然のことだろう(バグボは大統領再選をかけた昨年11月の選挙で敗北したが、その後も大統領の座に居座り続け、選挙で勝利したアラサン・ワタラ元首相との対立が激化していた)。 ただし、この政治的な危機を終わらせるには多くの難題がある。 まずバグボの国外追

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/04/08
    先週末には西部の町ドゥエクエで、少なくとも1000人が殺害されたと報じられ、6日には他の地域でも大虐殺が行われたことが判明した。
  • 日本を見て原発やめるアフリカ

    昨年フォーリン・ポリシー誌が報じた「2010年の知られざるストーリー10」の1つは、エネルギー需要の増大につれて原発政策を推進する国がアフリカで増加しているという話だった。そのいちばん最近の例は西アフリカのセネガルで、2020年までに同国初の原発を建設すると表明していた。だがブルームバーグによれば、その夢は早くもついえたようだ。 セネガルは、南アフリカを除けばアフリカ大陸初となる原発の建設計画を中止した。アブドゥライ・ワッド大統領が4月4日の閣僚会議で表明した。ワッドのメールの声明によれば、セネガルは原発設備をロシアの企業に発注済だった。 だが日の地震とそれに伴う原発事故の影響で、ワッドはこの注文をキャンセルしたという。 だが、原発問題で揺れているのはセネガルだけではない。ナイジェリアは原発計画を見直す計画だし、エジプトは国際原子力機関(IAEA)に自国の計画の評価を要請している。アフリ

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2011/04/06
    災害対策がお世辞にも万全とはいえないアフリカ諸国で、同じような事故が起こったらいったいどうなってしまうのだろう。
  • カタールW杯なんて正気じゃない(負け惜しみじゃなく!)

    歓喜の瞬間 2022年大会の開催地決定に沸き立つカタールサッカーファン Khaled Abdullah-Reuters FIFAワールドカップの2018年と2022年の開催国が、それぞれロシアカタールに決まった。世界のスポーツ界、サッカー界にとっては驚くべき結果だった。 なぜロシアカタールなのか。 正直、ロシアはある意味理解できる。投票前から、ロシアとイングランドの2択と見られていた(実際には、過半数を得る国が出るまで最下位の国を除いて投票を続ける制度の下、イングランドが1回目の投票で落選したのは衝撃的だった。FIFAの理事独特の思考回路が示されたかたちだ)。 ロシアはまだ「サッカー途上国」といえるだろう。国内リーグのレベルは、スペインのリーガ・エスパニョーラやイタリアのセリエA、イングランドのプレミアリーグには遠く及ばない。だがヨーロッパの中で中間レベルにあることは間違いない。 さ

    SasakiTakahiro
    SasakiTakahiro 2010/12/04
    国全体をエアコン付きのドームで覆いでもしない限り、気温37度を上回る酷暑の中で大会を行うのは難しいだろう。
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