ブックマーク / www.coprosystem.co.jp (6)

  • 作ったモノを提供するのではなく、いっしょに作りあげる機会を提供する - Think Social Blog

    Tweet ここ最近のブログ記事やFacebookページの投稿でも繰り返し述べてきていことですが、これからの社会課題の解決は、企業中心に行なわれていた従来型のソリューションのようにモノやサービスを提供することで問題解決を目指すやり方ではなく、問題を抱える人やその地域に暮らす人びとが積極的に参加して問題解決のための活動を行いながら、持続的に問題解決のための活動を行えるようなコミュニティを生み出していく方法が求められてきているということを強く感じます。 今回は、アメリカで子供の遊び場である公園造りを通じて地域コミュニティの再生に取り組んでいる事例を紹介しながら、問題解決の方法が「モノの提供」から「解決の場の提供」に変化している傾向を見ていくことにします。 公園を造ることで子供たちに遊び場を提供する非営利法人Kaboom!(カブーム) 全米各地に公園を造ることで子供たちに遊び場を提供する非営利法

    SavingThrow
    SavingThrow 2012/08/24
    " 社会課題解決のアプローチ。Kaboom! 共同作業の場の提供を通じて孤立した人びとをつなぐ。地域に暮らす人びとを巻き込んだ公園造りを通じて、子供が安全に遊べる場をもつコミュニティ自体を作る支援活動をしている。"
  • 人間中心のイノベーションで大事なのは態度やマインドではなく具体的作業 - Think Social Blog

    Tweet テリー・ウィノグラードは自身が編集にも関わった『ソフトウェアの達人たち―認知科学からのアプローチ』 というの中で「デザインとは生来ぐちゃぐちゃしたもので、クリエイティブな問題解決を含みつつも、それを超えたところにあるのだ」と書いています。 最近ようやく日語における「デザイン」という言葉も、単なる見かけやスタイルをどうこうする作業やその結果を指すものではなく、創造的な問題解決を行なう作業であり、その結果を指す言葉であるという認識が広まってきましたが、ウィノグラードはさらにそれを一歩進めて、いやいやデザインって単に「クリエイティブな問題解決」というだけでもないんだよねーと言ってるわけです。もっとぐちゃぐちゃしたものだよ、って。 デザインは生来ぐちゃぐちゃしたもの この「ぐちゃぐちゃした」状態をあまり好まない人は結構います。 ぐちゃぐちゃしていてわかりにくい状態を嫌って、定義やわ

  • サービスブループリントを使って病院のサービスプロセスを分析した事例 - Think Social Blog

    Tweet 海外でのサービス&エクスペリエンスデザイン分野の事例を見ていると、気付くのはアメリカでは商用サービスのデザインがほとんどを示しているのに対して、ヨーロッパでは公共サービスの占める比重も高いということです。地域コミュニティにおける健康や医療の問題などを扱ったケースも少なくなく、より社会性の高い課題をデザインによって解決しようというソーシャルイノベーションの視点が含まれた事例が多く見られます。 一方、アメリカの事例でも公共サービスではありませんが、「医療/健康のサービス&エクスペリエンスデザイン事例」という記事で紹介したような薬局のサービスデザインや病院を対象にしたサービスデザインの事例は数多く見られ、医療やヘルスケアの分野がサービスデザインの1つの主要な領域になっていることがわかります。 日においても、今後ますます高齢化が進んでいくにつれ、医療や健康に関する課題はより深刻なもの

  • 「人間中心」だからこそイノベーションにつながるアイデアは浮かんでくる - Think Social Blog

    Tweet なんとなく最近、自分自身のなかで"人間中心"に思考するということがこれまで以上にしっくりくるようになってきたのを感じています。 なぜ"しっくりくるようになってきた"ように感じるかというと、そうやって考えたほうがイノベーションにつながりそうなアイデアを発想しやすいことに気づいたからです。 "人間中心"、特に「ユーザーにとって解決すべき課題は何か?」という問いにこだわり、そのことを中心に思考を深め、展開していくことができれば、安易でありがちなソリューション発想に逃げずに済み、より根的にこれまでにないユーザーの体験価値を生み出すアイデアの創出に集中できるということが自分自身の実感としてわかってきたからです。わかってきたというより、そういう頭の使い方に慣れてきたといったほうがいいのかもしれません。 「人間の体験」を思考の中心におく とにかく、とにかく人間の体験に思考のフォーカスを当て

    SavingThrow
    SavingThrow 2012/05/13
    "目の前の困ってる人を助けようとする際に、商品企画とか技術開発とかはじめますか?困っている相手をどうにかしようとする時に、最初から答えをして出すものを「商品」に絞ってしまったりするからおかしくなる。"
  • コミュニティ中心のデザインが求められる参加型社会 - Think Social Blog

    Tweet いま起こっている変化の大きな特徴のひとつは、デザインを行なう上での単位の変化だと僕は考えています。 従来のように個人を単位としてパーソナルな製品を企画・設計するのではなく、コミュニティをひとつの単位としてデザインを行っていくことが求められるようになってきているように感じています。コミュニティは、言い換えるとネットワークでもいいと思います(ただし、生き残りを考えるとネットワークではすこし弱い気もしますが、この問題はまた別途考えることにします)。 イメージしているのは、個々人が商品を購入することが各自の課題のソリューションだった時代から、コミュニティやネットワークに参加するメンバーの間でいっしょに課題を解決する方法を見つけ実行していく参加型経済モデルの時代へのシフトが起きている中での、デザインの単位の変化です。 その流れの中で従来の"人間中心"のデザインも、顧客中心やユーザー中心の

    SavingThrow
    SavingThrow 2012/05/13
    "このコミュニティに参加する人びとが「自分たちの課題を自分たちで解決できるようにする」ことがコミュニティ中心のデザインを行なう上での一番のポイントだと考えます。"
  • チーム・ビルディングからはじめるサービスデザイン - Think Social Blog

    Tweet 新しくサービスデザインを行なう上でのむずかしさは、デザインプロジェクトに関わる人たちの多様さをどう1つにまとめるか?ということにあると思います。生きてきた背景も異なれば、専門とする領域も、所属する組織やコミュニティも異なる可能性のある多様な人びとをいかにデザイン過程に参加させ、1つの社会的変革を実現させていくか? そこがサービスデザインを実際に行っていく上で最初に克服すべき課題であると思っています。 その意味でも、サービスデザインのプロセスにおいては、一番はじめのチーム作りがとても重視されます。今回はそのあたりを考えていくことにします。 サービスデザインのためのプロトタイピング・プロセス サービスデザインのためのチーム・ビルディングを考えていく上で参考になる資料があります。英国でソーシャルイノベーションのために活動する慈善団体Nestaと同じく英国のサービスデザイン会社Thin

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