腱鞘炎を防ぐには、疲れを残さない 事が大切。 簡単な「ストレッチ体操」と 「ツボ指圧」で予防しよう。 By 村山哲郎(戸塚針灸院) 協力/ナウ・ノンストップ(白浜恵理子、イラスト:小崎勇治) 情報誌ウエインズ40号より転載 腱鞘炎は典型的な筋肉の「使いすぎ症侯群」。一度なってしまうと思いきって仕事を休むなどして充分に手を休めないと治りにくく、癖になることもあります。手や指の痛みを感じたら、痛い部分はあまり動かさないで、肘に近い筋肉や肩、背中のコリをほぐすのがポイント。オフィスや家庭ですぐできる「ストレッチ体操」や「ツボ指圧」をマメに実行しましょう。やっかいな腱鞘炎にならないための近道は、その日の疲れはその日に取ること!です。 手の合谷(ごうこく) 手の親指と人差指の間の水かきの様な部分のやや人差指側。目の疲れ、歯の痛み、便秘にも効果的なツボです。親指の腹で押し操みします。 手