犯罪や不祥事のあった芸能人(俳優・音楽家・芸人・学者・スポーツ選手など)に、「本業で評価しろ」という擁護はよく聞くところだけれど、イベントやCMへの起用は、その人の本業(演技・音楽・漫才・学業・試合など)そのもののみではなく、その人のネームバリューやトータルイメージを見込んで起用され報酬も払われるのだから、そこで本業のみによって免罪し、あたかもイメージを切り離せるように見せるのは、あまりに都合の良い言い分というほかない。 そのイベントなどの性質と、不祥事の性質との近接性が大きい場合はなおさらで、交通安全啓発ポスターに交通事故を引き起こした人物が起用されたり、麻薬撲滅キャンペーンに覚醒剤で逮捕された人物が起用されたり、障害者スポーツイベントに障害者に暴力を振るっていた人物が起用されたりすることは、通常あり得ない。もしその人物が起用されるとしたら、反省(=原因追求と再発防止策実施)ができており