本日、日銀から5月の企業物価指数が発表されました。ヘッドラインとなる国内企業物価は前年同月比で+2.2%の上昇と、4月から上昇率が鈍化しました。まず、いつもの日経新聞のサイトから記事を引用すると以下の通りです。 5月の企業物価指数、前年比2.2%上昇 伸び鈍化 日銀が10日に発表した5月の企業物価指数(2005年=100、速報値)は105.5となり、前年同月比で2.2%上昇した。上昇率は2年半ぶりの高水準だった4月(2.5%)に比べて縮小した。新興国の需要増に伴う資源高を受け8カ月連続で上昇した。ただ、足元は国際商品価格が下落に転じたうえ需要減による機械などの価格引き下げもあり、上昇の勢いは鈍った。 企業物価指数は製品の出荷や卸売りの段階で企業同士が取引する商品の価格水準を示す。日銀は「このところの上昇ペースに一服感が見られる」と指摘している。東日本大震災による影響は限定的だった。 項目別