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ブックマーク / www.jst.go.jp (3)

  • 鉄鋼のように強い汎用プラスチックの創製

    <研究の背景と経緯> 高分子材料は軽量・安価・高成形性といった利点から広く利用され、世界年産約3億トン弱にも達する重要な材料です。しかし、強度や耐熱性などの材料特性が金属などより著しく劣るために高度な性能要求に応えることができません。その原因は、結晶にならない部分の比率(非晶率注4))の高さにあります。結晶性高分子は長いひも状分子ですが、融液(液体)中で毛玉のように互いに絡み合う部分が多いために、これらが薄い板状結晶にしかなれず、非晶と結晶が層構造を成し「球晶」というゴルフボールのような結晶体になります(図1)。つまり、球晶内には結晶にならず、固化しただけの非晶が半分以上残ってしまうのです。そこで世界中の科学者たちは結晶化度注5)増大の方策を探求してきましたが果たされず、現在に至っています。その難点を補完するために、高強度と高耐熱性などを特長とするスーパーエンジニアリングプラスチック(スー

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    Schuld 2010/04/20
  • DNA複製や細胞分裂の様子をリアルタイムで観察する新技術 - 生物発生のメカニズム解明やがんの診療・治療薬開発に新たな道 -

    ― 生物発生のメカニズム解明やがんの診療・治療薬開発に新たな道 ― 研究成果のポイント ○蛍光タンパク質を用いて、細胞周期をリアルタイムで可視化するイメージング技術 ○がん細胞の浸潤や転移、神経細胞の分化、移動などの時空間パターンの観察に成功 ○胚性幹細胞、人工多能性幹細胞などを用いる再生医療に寄与する可能性 独立行政法人理化学研究所(野依良治 理事長)及び独立行政法人科学技術振興機構(JST)(北澤宏一 理事長)は、東京都臨床医学総合研究所(田中啓二 所長代行)と共同で、生物個体内で進行する細胞周期をリアルタイムに可視化する蛍光イメージング技術の開発に成功しました。技術を用いることにより、細胞周期の進行に伴って起こるDNA複製と分裂という基的な生命現象のタイミングを蛍光色の変化で捉えることができます。理研脳科学総合研究センター(甘利俊一センター長)細胞機能探索技術開発チームの宮脇敦

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    Schuld 2008/02/08
  • JSTプレリリース - 皮膚細胞から万能幹細胞の誘導に成功

    平成18年8月11日 東京都千代田区四番町5-3 科学技術振興機構(JST) 電話(03)5214-8404(総務部広報室) URL https://www.jst.go.jp JST(理事長 沖村憲樹)は、卵子や受精卵を用いることなく、マウス皮膚細胞から胚性幹(ES)細胞に類似した万能幹細胞(多能性幹細胞)を誘導することに成功しました。 研究チームは、ES細胞に含まれる4つの因子を組み合わせてマウスの成体や胎児に由来する線維芽細胞に導入することにより、ES細胞と同様に高い増殖能と様々な細胞へと分化できる万能性(分化多能性)をもつ万能幹細胞を樹立することに成功しました。同チームはこの細胞を誘導多能性幹細胞(induced pluripotent stem cell, iPS 細胞)と命名しました。 ヒトES細胞は再生医学における資源として期待されていますが、倫理的観点から慎重な運用が求め

    Schuld
    Schuld 2006/08/12
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