2000年2月3日 田中 宇 記事の無料メール配信 アメリカで係争中の、マイクロソフトが独占禁止法に違反しているかどうかを問う裁判は、市場の環境変化が非常に速いコンピューター業界に、独占企業に関する従来の概念がそのまま当てはまるかどうか、という疑問を投げかけている。 そのマイクロソフトのビル・ゲイツ会長は、先日スイスのリゾート地ダボスで開かれた「世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)」(世界の著名な政治家、財界人、学者などが集まり、世界の現状と今後について話し合う)に参加し、自説を展開したが、会場にはもう一人、市場の独占問題について、独自の説を展開する人物がいた。 世界の宝石用ダイヤモンド原石の取引の7割を独占する南アフリカの会社「デビアス」の、ニッキー・オッペンハイマー会長(Nicky Oppenheimer)である。オッペンハイマー家は、祖父の代からデビアス社を経営してきた一族だ
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