舞台が終わったら、肩の荷が下りて、(斉藤先生にいただいたユンケルが効いたのか)風邪も癒え、すっかり元気になった。 木曜は「メディアと知」に先週の関川さんに続いて、今週は江弘毅さんをお招きした。 江さんに大学でお話をしてもらうのは3回目。来学期からはメディア・コミュニケーションコースの「プレゼンテーションの技法」の講師をお願いしているので、その「顔見世興行」である。 今回は単発なので、「メディアで働くということ」というお題でお願いした。 江さん、教壇からコミュニケーションについてのかなりハイブラウな一般理論を講じる。 コミュニケーションには接続・伝達・理解の三段階がある。 接続コミュニケーションは「これはコミュニケーションですよ」という合図のことである。 「交話的コミュニケーション」とロマン・ヤコブソンが名付けたものである。 「もしもし」とか「後ろの方、話、聞こえてますか?」というようなもの