http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20060330/233826/ ちょっと古い記事なんだけど、たまたま見かけたので思うところを多少 金融機関の勘定系システムなど、基幹系と呼ばれてきた部分は、企業がビジネスを進めるために欠かせないもの。したがって今後も情報システムの重要な一要素であり続ける。ただし、企業の意思決定や、新たな価値の創造に貢献する、これまで情報系と呼ばれていた部分が、より重要性を増していくと思う。この分野で、Web2.0が及ぼす可能性は強大だと考えている。 ただし、本当にその可能性を追求する企業はかなり少ないのではないかと思っている。私は『ウェブ進化論』の中で、「神の視点からの世界理解」という表現をした。神の視点とは、全体を俯瞰する視点のこと。検索を例にとると、検索エンジンの提供者は、個別の検索要求のデータを集計することで