産業革命以降、地球の気温は約1.1度上昇しており、世界中であらゆる種類の異常気象が起きている。今夏、干ばつと熱波がヨーロッパ、中国、米国を襲った。「自然は人間を必要としないが、人間は自然を必要とする」と言われるように、自然は人間がいなくても地球に存在し続けるが、人間は自然がないと地球で生きていくことはできない。気候変動が切実な問題として捉えられるようになって以降、健康や食事、住居に関する危機は感じることはできても、私たちの言動にも影響があるとは考えられていない。そのようななか、「気候変動がオンラインでの怒りを増加させる」という興味深い研究が発表された。 ◆気候変動が人々を怒りっぽくさせる? ポツダム気候影響研究所(PIK)が9月に発表した研究によると、気温が30度を超えると、ソーシャルメディアには憎悪に満ちたコメントが急増するという。「気温が高すぎたり低すぎたりすると、社会経済的な違い、宗
妊婦の調理済み食品の摂取頻度と妊娠帰結との関連について ~子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)~ 名古屋市立大学 愛知ユニットセンター(名古屋市立大学)の杉浦真弓教授、玉田葉月特任助教らの研究チームは、エコチル調査の約10万組の親子を対象に、妊婦の調理済み食品の摂取頻度と妊娠帰結(※用語説明1、死産、早産、SGA、低出生体重)との関連についてそれぞれ調べました。その結果、調理済み食品のうち、市販の弁当または冷凍食品の摂取頻度と死産との関連が明らかとなりました。ただし、実際に関与する物質やメカニズムについての詳細についてはさらなる研究が必要です。本研究の成果は、令和4年2月20日付でMDPIから刊行されている栄養学分野の学術誌「Nutrients」に掲載されました。 ※本研究の内容は、すべて著者の意見であり、環境省及び国立環境研究所の見解ではありません。 1. 発表のポイ
東京大学は10月14日、47都道府県に居住する日本人約1万1000名の全ゲノムSNP遺伝子型データを用いて、都道府県レベルで日本人の遺伝的集団構造の調査を実施した結果を発表した。そしてクラスター分析により、47都道府県は沖縄県とそれ以外の都道府県に分かれ、沖縄県以外は九州・中国地方、東北・北海道地方、近畿・四国地方の3つのクラスターに大別され、関東地方や中部地方の各県はひとつのクラスター内に収まらなかったとした。また同時に、主成分分析の結果、第1主成分は沖縄県との遺伝的距離と関連しており、第2主成分は緯度・経度と関連していたことも判明した。 同成果は、同大学大学院理学系研究科の渡部裕介 大学院生、一色真理子 大学院生(ふたりとも研究当時)、大橋順 准教授らの研究チームによるもの。詳細は、ヒトの遺伝子を扱った学術誌「Journal of Human Genetics」に掲載された。 現代の日
欧米学者が米学術誌に新型コロナウイルスのルーツに関するゲノム分析結果を発表した。最初のウイルスA型は米国に多く、武漢はB型でA型からの突然変異とのこと。米国と発生源の責任を争っている中国は狂喜か? ◆新型コロナウイルスは突然変異を通して三つのパターンを形成 イギリスのケンブリッジ大学のピーター・フォースター(Peter Forster)博士を筆頭とする欧米の研究者グループが、2020年4月8日にアメリカの学術誌PNAS(Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America=米国科学アカデミー紀要)に“Phylogenetic network analysis of SARS-CoV-2 genomes”(新型コロナウイルス・ゲノムの系統発生学的ネットワーク分析)というタイトルの論文(以
Coronavirus disease (COVID-19) Epidemiological Updates and Monthly Operational Updates The Epidemiological Update provides an overview of the global, regional and country-level COVID-19 cases and deaths, highlighting key data and trends; as well as other pertinent epidemiological information concerning the COVID-19 pandemic. The COVID-19 Monthly Operational Update reports on WHO and partners’ acti
50周年記念事業関連日本統計学会編,『日本の統計学五十年』,東京大学出版会,1983年 【目次】 【本文(全文スキャンデータ,PDF26.2MB】 (東京大学出版会様の許可を受け,全ページを掲載するものです。2016/08/17掲載) 75周年記念事業関連国友直人・山本拓監修 国友直人・山本拓編,『21世紀の統計科学 Vol.I 社会・経済の統計科学』 小西貞則・ 国友直人編,『21世紀の統計科学 Vol.II 自然・生物・健康の統計科学』 北川源四郎・竹村彰通編,『21世紀の統計科学 Vol.III 数理・計算の統計科学』,東京大学出版会,2008年 上記3冊の2012年増補版はEBSA(統計科学のための電子図書システム)で閲覧、ダウンロード可能です。 〈Vol.Ⅰ〉 【閲覧、ダウンロード】 〈Vol.Ⅱ〉 【閲覧、ダウンロード】 〈Vol.Ⅲ〉 【閲覧、ダウンロード】
Gracias a Cris por ayudarnos en este video!! Si quieren ir a ver su video comentenle: QUE BONITO PATO! https://www.youtube.com/watch?v=HQCD23O9Rfg&t=27s Hola RicoSuaves! Gracias por estar aquí! SÍGANME EN MIS REDES. FACEBOOK https://www.facebook.com/Juan-Bertheau-Berth-325621130970329/?ref=hl TWITTER https://twitter.com/JuanBertheau INSTAGRAM https://www.instagram.com/juanbertheau/
海馬から大脳皮質への記憶の転送の新しい仕組みの発見 -記憶痕跡(エングラム)がサイレントからアクティブな状態またはその逆に移行することが重要- 要旨 理化学研究所(理研)脳科学総合研究センター理研-MIT神経回路遺伝学研究センターの利根川進センター長と北村貴司研究員、小川幸恵研究員、ディラージ・ロイ大学院生らの研究チーム※は、日常の出来事の記憶(エピソード記憶)が、マウスの脳の中で時間経過とともに、どのようにして海馬から大脳新皮質へ転送され、固定化されるのかに関する神経回路メカニズムを発見しました。 海馬は、エピソード記憶の形成や想起に重要な脳領域です。先行研究により、覚えた記憶は、時間経過とともに、海馬から大脳皮質に徐々に転送され、最終的には大脳皮質に貯蔵されるのではないかとのアイデアがありますが、大脳皮質への記憶の転送に関して、神経回路メカニズムの詳細はほとんど分かっていませんでした。
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