チュンソフトが確立させたアドベンチャーゲームの新ジャンル“サウンドノベル”シリーズのひとつで、一般に“ビジュアルノベル”と呼ばれるゲームの草分け的な存在となっている。1枚絵を背景にし、画面全体に文章を表示して効果的なタイミングでBGMを流して物語を盛り上げていく。本作は『弟切草』、『かまいたちの夜』に続くシリーズ第3弾となり、初めて実写映像を採用したことで当時もかなりの反響があったと記憶している。 実写を取り入れたゲームは昔から多数あったが、どちらかと言えば否定的な意見が多くなりがち。『街』でもそういった声はなくはなかったが、シナリオとの親和性が非常に高かったためかゲームファンにしっかり受け入れられて成功を収めている。兎にも角にもビジュアルインパクトは凄まじいものがあったので、プレイした人であれば主要人物たちの顔をいまでも鮮明に覚えているのではないだろうか。 竜雷太さん、団時朗さん、ダンカ
![『街』が発売25周年。屈指の名作として語り継がれる実写サウンドノベル。複雑に絡み合う8つのシナリオを並行して読み進めるのが新しい感覚だった【今日は何の日?】 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8196632b80c9ef01281eae023337765edb9e7aa0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.famitsu.com%2Fimages%2F000%2F289%2F825%2Fz_63c78e24d6244.jpg)