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ブックマーク / ohnosakiko.hatenablog.com (11)

  • 「寛容」という言葉 - ohnosakiko’s blog

    人が失ったのは「寛容」ではなく「身内」では? - シロクマの屑籠(汎適所属) 「昔の日人が寛容だった」というのはあくまで「身内」に対してであり、かつてのような地域社会の密接な人間関係が崩壊した結果、「身内」と呼べるような相手がいなくなったのと同時に、「寛容」に振る舞う契機も失われた(ネットの村コミュニティがそれを代替している)‥‥‥という主旨なんですが。 別にこのエントリ(が言わんとするところ)への反論ではないのだけど、「寛容」という言葉の使い方が気になった。 SNSなどネットのコミュニティに参加する人の多くが求めているのは、「触れ合い」じゃないかな。その副産物としてあるのは、「寛容」と言うよりむしろ「(被)承認」じゃないかな。 そもそも異質な者を排除した「身内」に対する「甘さ」を、果たして「寛容」と呼べるのか?という疑問がある。 「寛容」という言葉は、英語のtolerationを訳

    「寛容」という言葉 - ohnosakiko’s blog
    SeiSaguru
    SeiSaguru 2011/02/13
    寛容って言葉の定義もちゃんと考えなきゃいかんようって話。
  • 女の子の欲しいもの - ohnosakiko’s blog

    夫が職場の人から聞いてきた話。 最近、高校3年や大学4年で妊娠する女の子が増えているそうだ。その人の近所にも数人そういう娘がいて、他でもそんな話をポツポツ聞くという。 高校や大学の最終学年というと就活まっただ中の人が多い。しかしその女の子たちは、社会に出て僅かな報酬のために苦労しながら働くのはまっぴらだと思っている。そこまでやりがいのある仕事なんかないし。 しゃかりきに働きながら一生独身を通すのも、仕事+家事育児分担という共稼ぎスタイルも、どっちもしんどそう。専業もセレブでない限りつまんなそう。でも子供はほしい。 そこで、つきあってる男の子供を計画的に妊娠する。親バレし、就活どころではなくなり、男も外堀を埋められ逃げられなくなってでき婚。 しかし娘はその男と結婚したいのではなく子供がほしかっただけだから、数年経つと夫婦仲はうまくいかなくなって離婚。 子供を抱えて生活能力もない若い娘の生活は

    女の子の欲しいもの - ohnosakiko’s blog
    SeiSaguru
    SeiSaguru 2011/01/03
    そう考える人もいて、実際「男なんていらなかったわw」って公言する人もいるかもしれないけど、この結果を、子どもだけ欲しかったんでしょ?って言うのは結構残酷だよな…。
  • ラッセンとは何の恥部だったのか - Ohnoblog 2

    ※追記あります。 拙書を読んで下さった人から面白いメールをもらった。「ところでラッセンって何だったの?」という話(の内容とは直接関係ない)。 ‥‥ラッセンか。そう言えばいたなそんな人が。 ハワイの海やイルカの絵を描いているあのラッセンです。御存知ないですか。別に知らなくてもいいのですが。日向けのホームページに絵の画像がたくさんある。「あー、あのサーフィンショップとかに飾ってありそうなイラストか」と思い当たる人はいるだろう。もっともイラストじゃなくてアート、絵画として売られている。 こちらを見ると、絵以外のところでかなり評判が悪い。エコロジストのサーファー画家ということで売っているラッセンだが、ほとんど不良外人の扱いだ。 しかし、なぜラッセンの絵がそんなに人気があるのか。 日人ってそんなに海とイルカが好きだったのですか。 以下、その方の承諾を得てメールから抜粋(ちょっと長いです)。途中

    ラッセンとは何の恥部だったのか - Ohnoblog 2
    SeiSaguru
    SeiSaguru 2010/10/29
    わかりやすいんだよな…。ピカソのなんちゃらって言われてもへー!ピカソすごーい!でも、これのどこが良いの?って思うけど、素直に写真みたいで綺麗だねって言える絵な感じ。
  • 「おばさん」という呼称 - ohnosakiko’s blog

    だいぶ前の友人の話。 彼女と旅行に行き、土産物屋に入っていろいろ物色していた。レジには歳の頃50代半ばくらいの中年女性が座っていた。やっと決まったお土産品をレジに持っていくと、その人は奥の座敷の方に引っ込んでしまったのかいない。そこで彼女が、 「おばさん!おばさーん!お・ば・さぁーーん!」 と、座敷の方に向かって何度も大きな声で呼んだ。 するとさっきの中年女性が出てきて、ものすごく不機嫌そうな顔で無言で会計をしたという。 友人曰く「いやどこから見てもおばさんだったけどさ、あんなふうに呼びかけられたら誰でも厭だろって。普通はすみませーんとかもしもーしとか言うもんだよねぇ?」 私曰く「おばさん連呼は拙かったね。おばさん年齢でも、そう呼ばれたくない人結構いるし」 彼女曰く「やっぱりそう?‥‥でも悪気は全然なかったのよ」 友人・私「そういう問題じゃない」 ● 「おばさん」には二種類の意味がある。父

    「おばさん」という呼称 - ohnosakiko’s blog
    SeiSaguru
    SeiSaguru 2010/08/10
    言う側に悪気がないからって言われた側を不機嫌にさせないわけではないという話。でも、受け取り方は色々。だから使うべきじゃないと考えるより、使って不機嫌にさせたらごめんねで許される方が私は好き。
  • 曾野綾子とミニスカート - ohnosakiko’s blog

    産経新聞に掲載された曾野綾子の「用心するということ」というエッセイが、この数日、ネット上でえらい顰蹙を買っている。産経新聞に謝罪を求める抗議運動まで起こっているようだ。批判記事には多くの反応が集まっている(その一つ、強姦するのが男の性なら去勢するのが自己責任でしょ - フランチェス子の日記にエッセイ全文が掲載されているので、未読の方はどうぞ)。 去年の2月、沖縄駐留米軍海兵隊員による女子中学生暴行事件の際、産経新聞客員論説委員の花岡信昭が被害者について「基的な「しつけ」が徹底していなかった」とネットで発言し、散々叩かれたことがあった。「またかよ」感が拭えない人も多いと思う。 曾野綾子と言えば、最近では作家としての話題や評価より、石原慎太郎や中曽根康弘と仲良しで、靖国に参拝し日の丸・君が代を賞賛し、かつて日船舶振興会の会長を務めたり日郵政取締役に就任していたりする、ガチガチのタカ派とし

    曾野綾子とミニスカート - ohnosakiko’s blog
    SeiSaguru
    SeiSaguru 2009/12/02
    私が思うに、異性に対する想いよりも、ミニスカとかの恰好を見るとヒステリックに「キィー!!!」って叫びだす「おばさん」に対する挑戦が一部と、その姿が「マジカッケー!」って思う人が何十%に見える。
  • 母が本を捨てる - ohnosakiko’s blog

    ある時、実家から大きなダンボール箱が三つ送られてきた。門のところで宅配の人から受け取ろうとすると、「すごく重たいので玄関先まで運びます」。開けてみると、実家に預けてあった美術である。といっても元は私のではなく、父が買ったもの。 昔よく、彫刻や絵画の大判豪華美術全集が講談社や美術出版社から出ていて、美術を志した娘のためということもあってか、美術愛好家の父は次から次へと購入していた。今では私はそういう画集を開くこともほとんどなくなったが、このようなはもう出ないので売り払うには惜しく、かといって自分の家の棚は満杯なので、実家に置かせてもらっていたのである。 「棚買ったら引き取るから」と言って延び延びになっていた、その半分くらいがいきなりドカンと送られてきてびっくり。 「お父さんたら、前もって電話くらいくれればいいのに」と電話すると、を送ってきたのは母だった。なぜかとても機嫌が悪い。と

    母が本を捨てる - ohnosakiko’s blog
    SeiSaguru
    SeiSaguru 2009/08/14
    捨てるのは悪いことじゃないけどね。八つ当たりを、あたかも誰かのため、って言うのは辞めてほしいと思う。ましてや、正義のような顔をして、悪行をするのは、まじむかつくってかんじぃ。
  • 共学別学論争 - ohnosakiko’s blog

    女子校のここがいい この間、男女共学・別学の議論をして目からウロコの体験をした。その時のやりとりを思い出して書いてみたいと思う。 相手のYさんは名古屋芸大のピアノ科出身で、ピアノの先生をしている二十代半ばの女性。中学、高校と女子校だったそうだ。私は女子校経験がない。 以下は●がYさん、○が私の発言(掲載については、Yさんの承諾済み)。 ●「男女共学より、別学がいいと思うんですよね。小学校は共学でもいいけど、中、高、大は男女別学にした方がいいと思います」 ○「そう? それだと、異性とのコミュニケーションとか助け合いとか学べないんじゃないの?」 ●「逆に、常に異性がいると変に意識して遠慮したりってことが多いと思います。私は女子校だったんですけど、男子がいなかったお陰でとてものびのび過ごせました。男子がいたら話題にしにくいようなことを、いつでも真剣に話し合えたし。HRでも恥ずかしがらずに発言でき

    共学別学論争 - ohnosakiko’s blog
    SeiSaguru
    SeiSaguru 2009/08/02
    ああ… 健康診断の時は、気楽だったなぁ… 内科健診もおばあちゃん先生ばっかりだったもん。でも、学校はどっちも楽しかったなあ。だから、好きな環境選べた方がいいと思う。どっちか統一!じゃなくて。
  • なぜ親の承諾が必要なのか?・・・二人だけでは結婚できない現状 - ohnosakiko’s blog

    先週は、結婚の約束をしているらしいカップルの男性が相手の親との初会学歴、収入について蔑まれ凹んだという増田の記事に同情が集まって、それに対し、結婚前提で相手の親に会うなら相手方のルールに則ってふるまうべきという激怒(激励?)記事が出てブクマを集め、それに対する賛否両論もいろいろ出て、結婚関連が大変に賑やかだった。 憲法24条に「婚姻は両性の合意のみに基づいて成立し」とあるように、成人であれば別に親の承諾を得なくとも、役所に結婚届を出すだけで結婚はできる。 だから結婚しようと決めたら、二人揃って「私たち結婚することにしましたんで、よろしくお願いします」という挨拶をすれば、双方の親への礼儀としてはそれで済むはずだ。そう言われれば親のほうも、「そうか。じゃ、まあ頑張りなさい」と言わざるを得ない。いい大人が自分の意思で決めたことを、いくら親だからって理由で反対したり文句つけたってしょうがない。

    なぜ親の承諾が必要なのか?・・・二人だけでは結婚できない現状 - ohnosakiko’s blog
    SeiSaguru
    SeiSaguru 2008/08/27
    米欄もおもしろそう
  • 「弱者/強者」の落とし穴(Masaoさんの「ダブスタ」問題) - ohnosakiko’s blog

    「被害者」の反撃を「正論の暴力」だと責めたのに、自分が「被害者」になると窮状を訴えているのはダブスタだというのはその通りだが、それ以前に気になったことがあった。 ウェブ上で中傷され脅迫めいたことを何度か書かれるという点で、ごく短期だが似たような経験を去年した。それについて遠回しに触れた記事を上げて、はてな界隈でちょっとした「揉め事」になった時、いち早く渦中の相手を批判した人の一人がMasaoさんだった。 正直に書くが、それまでたまに違和感を覚えて突っ込みを入れたことのあるブロガーであるMasaoさんのその記事を、私はあの時どれだけ心強く思ったか知れない。 そのMasaoさんが、半年後、今度は被害を受けた人を非難するような記事を書いているのを見て、ありゃりゃと思った。半年前のアレは、いったい何だったのかと。これこそダブルスタンダードではないか。 だがしばらくして、少し違う見方になった。 ダブ

    「弱者/強者」の落とし穴(Masaoさんの「ダブスタ」問題) - ohnosakiko’s blog
    SeiSaguru
    SeiSaguru 2008/02/04
    こういうことかなぁ… でもすっきりと納得したような気もするかもしれない。
  • 単位が欲しかったら100万円持ってこい - ohnosakiko’s blog

    一昨日、大学から学生のレポートがどさっと送られてきた。ひゃっっほぉう!! 別に喜んでいるのではありません。文章力に著しい差(下の方が多い)のある原稿用紙6〜8枚 × 151人の映画その他についての分析を読み、怪しいのはネットの他人のレビューから勝手に剽窃してないか調べつつ(過去に2件発見)、優良可不可をつけていく孤独な持久戦を前に、気合いを入れているのです。 とりあえずコーヒーでも飲もう。 大学の授業を持ち始めて間もない頃、4年生対象の「現代美術演習」を担当していた。4年生は、就職活動の追い込みで忙しい学生が多い。その授業でも半期3回くらいしか出席してないのに、最後の日になって、 「面接の日とよくかち合ってしまって、出席できなかったんです。でもこれを落とすと単位不足で卒業できないんです。もう内定も決まっているし、この単位取れなかったら僕ほんとに困るんです。どんな課題でもやるから先生何とかし

    単位が欲しかったら100万円持ってこい - ohnosakiko’s blog
    SeiSaguru
    SeiSaguru 2008/02/01
    100万……100万…かー… もう一年がんばるのとどっちが… あー…就職決まってるのかー…ぶつぶつ…
  • グロテスクなものとは - ohnosakiko’s blog

    前回のエントリでこの件について書くのは最初で最後にしようと思っていたのだが、あの後散々叩かれているid:sho_taさんのこの記事に三つも長文コメントを入れてしまったし、ここまで言葉でコミットした以上は一度まとめて自分の考えを書いておこうと思う。 はしごたんは一連の記事(皆さんご存知のことと思うのでリンクははりません)で、「男が欲しい、セックスがしたい、出来ればブロガーが希望」といったことを書いていた。 はしごたんが、三流ポルノか出会い系のスパムメールかとも思われるような性描写をしているのに、引いている人も多い。そうした妄想それ自体は自由だけれども、公にするって恥を知らんのか?この展開はグロ過ぎるという。私も正直、見ちゃおれんなとは思った。思いつつ目を離せないので読んでいたのだが。 彼女がそこまで書くのは、恥も外聞もないほどせっぱつまっているのか、書くことで発散しているのか、切実さを伝えた

    グロテスクなものとは - ohnosakiko’s blog
    SeiSaguru
    SeiSaguru 2007/12/03
    なんだ、意外と面白いお姉さんかも。ちょっと敬遠してたけど、やっぱり、せくしゃるなことを読むときにはこのお姉さんにきくといいのかもしれない。
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