ブックマーク / www.itmedia.co.jp (1,572)

  • 東大、“世界最高性能”のディープフェイク検出AIを開発 フェイクニュースやポルノなどの悪用根絶に期待

    東京大学大学院情報理工学系研究科の研究チームは4月26日、動画内の人物の顔が物かどうかを判定する、ディープフェイク検出AIを開発した。このAIは、既存研究の性能を大きく上回り、世界最高性能の評価を示したという。より高い精度でディープフェイクの検出が可能になるため、悪用の根絶に期待できるとしている。 ディープフェイクを検出するAI技術の多くは、訓練時に学習した作り方に倣ったフェイク画像などしか検出できず、それ以外のものを検証する際には性能が大きく低下する問題を抱えている。 こうした未知のディープフェイクに対し、Microsoftは2020年に、疑似フェイク画像を作り、それを使った検出AIの学習方法を提案している。しかし、この手法では、非常に検出が容易な疑似フェイク画像を生成する場合があり、それらの画像を学習した検出AIは、高圧縮率による潰れた画像や、高/低露光下のフェイク画像に対して、検出

    東大、“世界最高性能”のディープフェイク検出AIを開発 フェイクニュースやポルノなどの悪用根絶に期待
  • Alphabet決算は増収減益、クラウドは好調もYouTube広告が鈍化

    Googleを傘下に持つ米Alphabetは4月26日(現地時間)、2022年第1四半期(2022年1月~3月)の決算を発表した。Alphabet全体の売上高は、前年同期比23%増の680億1100万ドル、純利益は8%減の164億3600万ドル(1株当たり純利益は24ドル62セント)だった。 売上高、1株当たり純利益ともにアナリスト予測(売上高は681億1000万ドル、1株当たり純利益は25ドル91セント)に届かなかった。 クラウド事業は好調だったが、YouTubeの広告収入が振るわなかった。また、経費が大幅に増加した。 スンダー・ピチャイCEOは発表文で「第1四半期は、検索とクラウドが力強く成長した。(中略)今後も優れた製品とサービスに投資し、世界中のパートナーや地域社会に機会を提供していく」と語った。ルース・ポラットCFO(最高財務責任者)は「すべてのステークホルダーのための長期的な価

    Alphabet決算は増収減益、クラウドは好調もYouTube広告が鈍化
    Seiji-Amasawa
    Seiji-Amasawa 2022/05/03
    “クラウド事業は好調だったが、YouTubeの広告収入が振るわなかった。また、経費が大幅に増加した。”
  • 口パクで音声入力できるマスク、東大などが開発 約8割の精度で音声を認識

    E-MASKでは、口元の動きによるマスクの変形を計測するために、曲がり具合を検出できる柔軟で高感度なひずみセンサーを利用する。マスク1枚に対して8個のひずみセンサーを用いる。マスクには細長い布をアイロンで熱圧着し8個分のポケットを作る。そのポケットにひずみセンサーをそれぞれ挿入する。そのため、ひずみセンサーの着脱が容易で、日常的に使用するマスクに簡単にセンシング機能を付与することが可能である。 ひずみセンサーの他に、ひずみセンサーの抵抗値変化を測定する回路部分、測定値をノートPCに送るマイクロコンピュータから構成する。現在の回路部分はボックスを首からぶら下げる仕様だが、今後はチップに設計し直しマスクに組み込みたいという。 実験では、Alexaの基的な操作コマンド21個を推定対象とした。その結果、座位での発話推定精度は84.4%、歩行での発話推定精度は79.1%を示した。 Source a

    口パクで音声入力できるマスク、東大などが開発 約8割の精度で音声を認識
    Seiji-Amasawa
    Seiji-Amasawa 2022/05/02
    “マスク着用時に口パク(無声発話)による音声入力が行えるマスク型デバイスだ。口パクによって変形するマスクを内蔵するセンサーで読み取り、音声アシスタントへの入力コマンドに変換する。”
  • エンガジェット日本版後継は「テクノコア」 Ittousai編集長で6月立ち上げへ

    3月31日に記事の更新を終え、4月末には全記事が削除されるテクノロジーニュースサイト「エンガジェット日版」。4月21日、その後継となるメディアの存在が明らかになった。新メディアの名前は「テクノコア」。編集長を務めるのはエンガジェットを日で立ち上げ、独特な文体と切り口で高い人気を誇るIttousai氏だ。 Ittousai氏を運営面で支えるのは、2013年から2016年までエンガジェット編集長としてIttousai氏とタッグを組んだ鷹木創氏。組織がどのような形態になるかは未定。「今決まっているのは名前くらい」と鷹木氏は話している。 サイトオープン時期については「6月オープンに向けて頑張っています」と鷹木氏。2人以外の編集部構成は非公開だが、当時のエンガジェットを支えた2人が今度はガジェットに限定せず広くテクノロジーの話題を追うWebメディアを立ち上げる。 現時点ではTwitterアカウン

    エンガジェット日本版後継は「テクノコア」 Ittousai編集長で6月立ち上げへ
  • 猫のメタバース「ネコバース」登場もいきなりの名称変更、「ネコデース」へ

    名称変更の理由は、海外英語表記が同じ名前のサービスがあると判明したため。アプリの名称変更が完了してから公式サイトを公開する方針だ。 ネコバース改めネコデースの世界は「だいたいハトバースと同じ」。森の中にシーソーや巨大な滑り台などがあり、利用者はとなって自由気ままに遊べる。 ただしネコは4種類あり開始時にランダムで決まる他、新たに動画広告の再生を条件にネコが遊べるボールを5分間だけ“召喚”する機能を設けた。ボールは召喚者()以外も平等に扱えるため奪われる可能性もある。 ネコバース改めネコデースを公開した理由についてファクトリーは「やっぱりハトバースは儲からない。このままやっても赤字なので、ネコなら儲かるんじゃないか」と説明。ハトバースは今後も赤字が見込まれるため、ネコバース改めネコデースのボール召喚機能などで補う考えだ。

    猫のメタバース「ネコバース」登場もいきなりの名称変更、「ネコデース」へ
    Seiji-Amasawa
    Seiji-Amasawa 2022/05/02
    “名称変更の理由は、海外に英語表記が同じ名前のサービスがあると判明したため。アプリの名称変更が完了してから公式サイトを公開する方針だ。”
  • 「あしたでんき」サービス終了へ 6月末で供給停止 資源価格の高騰で

    新電力「あしたでんき」を運営するTRENDE(東京都千代田区)は、6月末でサービスを終了すると発表した。6月30日をもって全エリア、全プランの供給を停止する。 TRENDEは「資源価格が継続的に高騰しており、電気の仕入れ価格および先物価格も著しく高騰している。さらに資源価格の高騰については状況が好転する見込みが見通せない」と説明している。 契約者には、他社への契約変更(スイッチング)は供給停止の1カ月前となる5月26日が申し込み期限のめどになるとして早めの対応を呼び掛けた。契約変更に必要な「供給地点特定番号」「お客さま番号」などはWebサイトの「マイページ」で参照できる。 併せて確定申告などのために利用明細が必要なる人にはマイページから印刷することを勧めている。マイページは2023年3月31日までログインできる。 TRENDEは2017年8月設立の小売電気事業者。基料金のないプランを含む

    「あしたでんき」サービス終了へ 6月末で供給停止 資源価格の高騰で
  • 心臓の音で個人認証、精度95%以上 音のリズムやピッチを分析

    Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 スペインのUniversity Carlos III of Madrid、イランのShahid Rajaee Teacher Training University、イランのInstitute for Research in Fundamental Sciences (IPM)による研究チームが開発した「ECGsound for human identification」は、心電図から取得した心拍音を分析し、その人が誰かを特定するバイオメトリクス技術だ。心電図(ECG)信号をオーディオ波形ファイルに変換し、5つの音楽的特性を分析することで識別する。 今回はこれまでと違い、ノイズ(直流成分や

    心臓の音で個人認証、精度95%以上 音のリズムやピッチを分析
  • ヤマハ、ドルビーアトモス対応の車載立体音響システムを発表 スピーカー30個、乗車時にウェルカムサウンド

    独自のDSPチップ「YMU837」を始め、オーディオやAV機器の開発で培った技術を投入。例えばリスナーに近いスピーカーから出す音には独自の信号処理を適用し、距離感に由来する歪みを解消する。 ヤマハによると立体音響で音に方位情報を加えることは、注意喚起に対するドライバーの認知を向上させ、運転支援にもつながるという。ヤマハはこれまでもアクセルの操作に応じた“加速音”を車内に流すなど、静かになったEV(電気自動車)に対応したサウンド設計を行っている。 新システムは車種ごとのチューニングが必須のため、ヤマハは自動車メーカー向けに訴求する構え。ドルビージャパンの協力を得て「Dolby Atmos for cars」に沿ったデモ環境を作成した他、車種ごとの調整を効率化する「パラメータ検索エンジン」を新たに開発した。 ドルビージャパンの大沢幸弘社長は「自動運転に向かう時代、 車内は益々エンターテインメン

    ヤマハ、ドルビーアトモス対応の車載立体音響システムを発表 スピーカー30個、乗車時にウェルカムサウンド
  • 急激にストリーミングにシフトした日本の音楽産業の「これから」を統計から考察する

    Business Insider Japanに掲載した記事「日も『音楽ストリーミング』拡大期に入った。日レコード協会のデータから読む音楽産業の現在地」では、レポートの数字を読み解き、日音楽産業がどのような状況にあるかを分析している。 ここでは予測も交え、もう少し深い話をしてみようと思う。 この記事について この記事は、毎週月曜日に配信されているメールマガジン『小寺・西田の「マンデーランチビュッフェ」』から、一部を転載したものです。今回の記事は2022年4月4日に配信されたものです。メールマガジン購読(月額660円・税込)の申し込みはこちらから。さらにコンテンツを追加したnote版『小寺・西田のコラムビュッフェ』(月額980円・税込)もスタート。 ストリーミングが増え、ようやく「オンラインの時代」に 現在、日音楽ビジネスは、「格的なオンライン中心型への移行期」にある。 いまだC

    急激にストリーミングにシフトした日本の音楽産業の「これから」を統計から考察する
  • 「サイボーグ義手」電通大が開発 筋肉の電気信号で5本の指を操作可能 厚労省の認可取得

    電気通信大学は4月14日、筋肉が収縮するときの電気信号「筋電」で5の指を動かせる「サイボーグ義手」の開発と実用化に成功したと発表した。実地試験も完了済み。障害者などが購入時に補助を受けられる制度の対象として、厚生労働省の認可も得た。 装着者の筋電のパターンと、義手の指を動かすパターンをひもづけることで、意図するように5の指を動かせる仕組み。部品や制御システムを独自開発したことから、電通大による機能追加もしやすいとしている。 電通大によれば、電動の義手で厚労省の認可を受けたものは海外製のものと、同大が2018年に開発したもののみ。国内製で認可を受けるのは2例目という。このうち、海外製の筋電義手は、いずれも輸入が必要なことからコストが高く、機能追加もしにくかった。そのため、より調達しやすいものが求められていたという。 関連記事 「ベイマックス」のように空気で膨らむ義手 装着者のイメージ通り

    「サイボーグ義手」電通大が開発 筋肉の電気信号で5本の指を操作可能 厚労省の認可取得
    Seiji-Amasawa
    Seiji-Amasawa 2022/04/21
    “ 電通大によれば、電動の義手で厚労省の認可を受けたものは海外製のものと、同大が2018年に開発したもののみ。国内製で認可を受けるのは2例目という”
  • Amazonプライム・ビデオ、日本だとApple TVより407倍人気 Appleが分析結果を公開

    Appleは4月7日、米Analysis Groupのエコノミストが発表したサードパーティーアプリに関する報告書を紹介する形で、自社アプリよりもサードパーティーアプリが人気を獲得しているとの分析を発表した。App Store内の自社アプリ数は60に対し、サードパーティーアプリは180万に達している。 動画配信サービスの場合、日だと「Amazonプライムビデオ」は「Apple TV」と比較して407倍、「Netflix」は256倍の人気を獲得しているという。米国やフランスなどのデータも出ており、前者はNetflixが17倍、「Hulu」が3.2倍、後者はNetflixが35倍、Amazonプライムビデオが5倍人気のようだ。

    Amazonプライム・ビデオ、日本だとApple TVより407倍人気 Appleが分析結果を公開
    Seiji-Amasawa
    Seiji-Amasawa 2022/04/21
    “地図アプリも同様で、「Googleマップ」は「Appleマップ」と比べて、日本で4.7倍、米国で1.5倍、フランスで1.9倍人気だった”
  • AIで“ASMR”が作れる時代に ささやき声も出せる音声合成「九州そら」無料公開

    音声合成ソフトの開発や販売を手掛けるSSS(仙台市)は3月16日、音声合成ソフト「VOICEVOX」用音源「九州そら」をリリースした。九州そらは、せりふを入力するだけで人間らしい“ささやき声”を出力できるAIだ。 VOICEVOXは、ドワンゴでAIの研究に携わっているヒホ(ヒロシバ)さん(@hiho_karuta)さんが開発した無料の音声合成ソフト。AI技術を活用して、人間らしい話し声を合成できる。イントネーションや話す速さなどの調整も可能。立体音声を制作できるソフトを活用すれば「ASMR動画」の制作にも使える。 九州そらはVOICEVOX用音源として初めてささやき声の合成に対応した。ソフトのダウンロードと利用は無料。「VOICEVOX:九州そら」とクレジットを記入すれば商用利用も無償でできる。 関連記事 「VOICEPEAK」と「CeVIO Pro」、 新しい音声・歌声合成製品はどこがす

    AIで“ASMR”が作れる時代に ささやき声も出せる音声合成「九州そら」無料公開
  • 「何かに集中していて、聞き取れなかった音声」を後から再生できるイヤフォン 京セラが開発

    Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 京セラ研究開発部フューチャーデザインラボの研究チームが人間拡張研究の一環として開発した「無意識な音を意識化させるヒアラブルデバイスの提案」は、何かに集中していて聞き逃した音声を後から教えてくれるヒアラブルデバイスだ。 何かに集中していて周囲の音が聞き取れなかった経験はないだろうか。例えば、スマートフォンでゲームをしていて電車のアナウンスが聞こえず乗り過ごしてしまったり、空港でPC作業をしていて搭乗アナウンスを聞き逃したり、講義でメモを取っていて講師が話す重要な内容を聞き逃してしまったりなど。 このように、人間は常に複数の事柄に集中できず、一方の集中により集中外の他方の事柄が埋もれてしまう

    「何かに集中していて、聞き取れなかった音声」を後から再生できるイヤフォン 京セラが開発
  • Appleの空間オーディオがDolby Atmosから逸脱し始めた いったい何のために?

    Appleの空間オーディオがDolby Atmosから逸脱し始めた いったい何のために?(1/3 ページ) Appleの空間オーディオが進化した。 macOS Montereyが12.3にアップデートしたことで、「ミュージック」アプリがダイナミックヘッドトラッキングに対応した。 「ミュージック」で、Apple Musicの空間オーディオ音源を試聴したところ、たしかに頭の向きを変えると音の定位が移動する。ちなみに、iOSとiPad OSは、15.1以降で、映画など映像系コンテンツにおいては、macOS Monterey公開時から対応済みだった。 macOSの「ミュージック」アプリではこれまでグレーアウトされ選択できなかったメニューバーのコントロールセンターの「空間オーディオ」メニューに「固定」「ヘッドトラッキング」の項目が追加されている。 ただ、macOSの「ミュージック」でヘッドトラッキン

    Appleの空間オーディオがDolby Atmosから逸脱し始めた いったい何のために?
  • 立正大、“データサイエンス昔話”記事を非公開に 「オオカミの悪事を事前に予測し逮捕」に批判相次ぐ 大学の意図は

    の昔話を題材にデータサイエンスの効果をアピールするシリーズ記事の一つ。問題になった記事では、赤ずきんが監視カメラの映像から顔識別システムで不審な表情や行動パターンをとっている人物(オオカミ)を特定。犯行予想日に待ち伏せし、オオカミが人を飲み込む前に逮捕する――という内容が描かれている。 Twitterでは「サイエンスが人間と社会の自由を狭めてしまっては末転倒」「犯罪者みたいな表情をしただけで現行犯逮捕って」など批判の声が上がっていた。 立正大学に非公開化の経緯について尋ねたところ「当該ページは広告としての役割を終え、年度末を機に切替を予定していたが、SNS上で所属学生や教員に言及されている発言も出てきたため、繰り上げて対応した」と説明した。 批判に対しては「Twitterなどで議論されている内容の一部は確認している。一つ一つの意見に対して否定・回答などはしないが、いただいた意見につい

    立正大、“データサイエンス昔話”記事を非公開に 「オオカミの悪事を事前に予測し逮捕」に批判相次ぐ 大学の意図は
  • 電子コミック市場、前年比20%成長で過去最高に コロナ、縦スクロール漫画で需要増

    全国出版協会・出版科学研究所(東京都新宿区)は2月25日、2021年のコミック市場の推定販売金額が、紙と電子を合わせて6759億円(前年比10.3%増)、電子のみで4114億円(同20.3%増)になったと発表した。いずれも過去最高値で、電子コミック市場が4000億円を突破したのも初。 出版市場におけるコミックのシェアは40.4%となり、初めて4割を超えた。同研究所は「『鬼滅の刃』に続き『呪術廻戦』や『東京卍リベンジャーズ』が大ブレーク。マンガアプリやWeb連載の作品でも新たなヒットが生まれている」と指摘。人気作の台頭が、コミックのシェア拡大につながっていると説明した。 電子コミックのシェア拡大の理由については「コロナ禍の自粛生活で拡大した新規ユーザーがそのまま定着して電子コミックを購入、さらに『縦スクロールコミック』が漫画を読んでこなかった新たなユーザーを掘り起こしている」(同研究所)と推

    電子コミック市場、前年比20%成長で過去最高に コロナ、縦スクロール漫画で需要増
    Seiji-Amasawa
    Seiji-Amasawa 2022/03/12
    “2021年のコミック市場の推定販売金額が、紙と電子を合わせて6759億円(前年比10.3%増)、電子のみで4114億円(同20.3%増)になったと発表した。いずれも過去最高値で、電子コミック市場が4000億円を突破したのも初。”
  • 音楽配信は4年連続2ケタ成長 ストリーミングはダウンロードの5倍強に

    レコード協会は3月3日、2021年の音楽配信売上が895億円だったと発表した。4年連続で2桁成長を果たした。 800億円超えは11年ぶり。市場をけん引したのはストリーミング配信だった。 21年は前年比126%増の744億円とストリーミングが伸長し、音楽配信売上の区分別シェアでは約83%を占めた。「主要カテゴリとしてさらなる成長を遂げた」という。 一方のダウンロード配信は141億円。区分別シェアは15.8%だった。 2月に発表した2021年の音楽ソフト(CD、レコード、音楽ビデオ)の生産金額は1936億円で、音楽配信の895億円と合わせると2832億円。音楽市場は前年比104%と2018年以来3年ぶりのプラス成長となった。 関連記事 ファスト映画で逮捕の男性、メディアのインタビューで自己正当化する発言を繰り返していた 家宅捜索まで動画に YouTubeに「ファスト映画」を無断アップロード

    音楽配信は4年連続2ケタ成長 ストリーミングはダウンロードの5倍強に
  • Microsoft、約200億ドルでの音声認識のNuance買収完了

    Microsoftは3月4日(現地時間)、2021年4月に発表した米音声認識大手Nuance Communicationsの買収を完了したと発表した。この取引については英国(リンク先はPDF)など複数の国の当局が独禁法関連の調査をしていたが、すべての当局から承認が下りたため。 Nuance Communicationsは1992年創業のマサチューセッツ州バーリントンに拠点を置く上場企業。米Appleの音声アシスタント「Siri」の基になる技術を提供したことで知られる。モバイル端末や車載システム向けの音声認識技術「Dragon」シリーズ、OCR技術、モバイル向け入力システム「Swype」などを手掛けた。2018年から医療機関向け音声入力サービス「Dragon Medical One」に注力しており、Fortune 100の85%、1万以上の医療機関にサービスを提供している。 Microso

    Microsoft、約200億ドルでの音声認識のNuance買収完了
    Seiji-Amasawa
    Seiji-Amasawa 2022/03/12
    “Nuance Communicationsは1992年創業のマサチューセッツ州バーリントンに拠点を置く上場企業。米Appleの音声アシスタント「Siri」の基になる技術を提供したことで知られる”
  • ウクライナ、予告していたエアドロップを直前に中止し、代わりにNFT販売計画を発表

    ウクライナのミハイロ・フェドロフ副首相は3月3日午後2時ごろ(現地時間)、「慎重に検討した結果、エアドロップを中止することにした。(中略)代わりにウクライナ軍を支援するNFT(Non-Fungible Token)を間もなく発表する。暗号資産(Fungible Token)を発行する予定はない」とツイートした。 ウクライナ政府の公式Twitterアカウントは前日2日の午前8時過ぎ、エアドロップに向けたスナップショットを3日の午後6時に実施すると予告していた。 エアドロップは一般に、ICOで資金を調達したいプロジェクトが発行したトークンをユーザーに無償配布すること。スナップショットはエアドロップを提供するユーザー情報を保存するために、暗号資産のある時点の環境をバックアップすることだ。 フェドロフ氏は急なエアドロップ中止の理由を説明していないが、暗号資産関連メディアの米The Blockによる

    ウクライナ、予告していたエアドロップを直前に中止し、代わりにNFT販売計画を発表
  • 査読前論文を無料公開する日本向けWebサイト「Jxiv」 JSTが24日に開設

    科学技術振興機構(JST)は3月11日、未発表のプレプリント(査読前論文)を無料公開するWebサイト「Jxiv」(ジェイカイブ)の運用を24日に始めると発表した。自然科学や人文学・社会科学、学際融合領域全ての研究分野に関連するプレプリントを、日語か英語で投稿・公開できるという。費用は無料。 投稿したプレプリントには、論文などのコンテンツに与えられる国際的識別子「DOI」を付与。再利用しやすいようライセンス条件が付き、オープンアクセスのコンテンツとして公開される。投稿は国内外問わず可能だが、JSTが運営する研究者情報データベース「research map」に登録があるか、研究者識別用の識別子「ORCID」のIDを持つ研究者のみ投稿できる。 専門家の査読はなく、JSTが審査し、数日以内に公開するという。公開したプレプリントは学術誌で査読を受け、受理されるまで改版が可能。学術誌での公開後も、プ

    査読前論文を無料公開する日本向けWebサイト「Jxiv」 JSTが24日に開設