ブックマーク / kodomo-manabi-labo.net (4)

  • 努力しても“いい仕事”には就けない。子どもは極端な格差社会にどう立ち向かうべきか

    これからやってくる社会では、産業構造の変化や人口構造の変化、テクノロジーの劇的な進化などによってこれまで体験したこともないさまざまな問題が起こると言われています。未来の子どもたちもそれらの問題と無縁で生きていくことはできないなか、「より良い社会」を構築していくためには、いったいどのような社会で生きることが「幸せ」と言えるのでしょうか。鈴木謙介先生(関西学院大学 社会学部准教授)のインタビュー最終回は、これから子どもたちが支えていく「未来の社会像」に迫ります。 ※インタビュー連載1回目、2回目、3回目はこちら 構成/岩川悟 取材・文/辻圭介 写真/玉井美世子 現在は「他人事ではない」問題があらゆる人に降り掛かる時代 生きる社会によって「頭の良さ」が変わっていくのと同じように(※鈴木謙介先生1回目、2回目のインタビューを参照)、人生で追い求める「幸せ」の基準やあり方もまた、社会や時代の変化に

    努力しても“いい仕事”には就けない。子どもは極端な格差社会にどう立ち向かうべきか
  • スマホ依存の子どもには特徴がある。“異世界の多様な人々”との適切な関わり方

    自分とは異なる価値観を持つ多様な人々と出会ったとき、人は戸惑いを感じてしまうものです。大人ですら腰が引けてしまうこともあるほどですから、子どもならなおさらのこと。でもそのために、せっかくの豊かな出会いの機会を失ってしまうのはとてももったいないことではないでしょうか。そこで連載3回目となる今回は、そもそも子どもたちが多様な人々や「異世界」に出会ったときのために、身につけておきたい姿勢や考え方について、鈴木謙介先生(関西学院大学 社会学部准教授)に話を伺いました。 ※インタビュー連載1回目、2回目はこちら 構成/岩川悟 取材・文/辻圭介 写真/玉井美世子 失敗なしに多様性を尊重することはできない。大切なのはその失敗を受け止められる「自尊心」 グローバル化する社会を背景に、わたしたちはすでに自分とは異なる背景や価値観を持つ多くの人々と日々コミュニケーションしているように思えます。しかし、単に仲

    スマホ依存の子どもには特徴がある。“異世界の多様な人々”との適切な関わり方
  • “ひとりの天才”をめざすよりも大切なこと。“みんなで協力”できる力の絶大な価値

    連載1回目では、子どもの「頭を良くする」ことを考えるときに押さえておきたいこととして、まず学校の勉強をきちんとして学歴を積むことと、そのうえで「協働スキル」を身につけることをご紹介しました。今回は、その「協働スキル」が必要である理由と、そのスキルを身につけるために具体的に親ができることを、鈴木謙介先生(関西学院大学 社会学部准教授)に伺いました。 構成/岩川悟 取材・文/辻圭介 写真/玉井美世子 ひとりの天才の「ひらめき」に頼るモデルは、これからの日の社会にはそぐわない なぜ、鈴木先生はいま「協働スキル」というものに注目し、そのスキルがとりわけこれからの日社会で生きていくうえで重要になると考えているのでしょうか(※連載1回目を参照)。そこには3つの理由があると言います。 「まず、ひとつめは、『協働スキル』の対極にある『個人スキル』のなかでも、天才的な才能を持った個人のイノベーティブな

    “ひとりの天才”をめざすよりも大切なこと。“みんなで協力”できる力の絶大な価値
  • “頭が良い”の定義とは? 子どもの知性を伸ばすために親が知っておくべき2つのこと

    子どもがこれから生きていく社会がどのように変化し、その社会でどのような能力が求められていくのかといったことは、親にとって気になることのひとつですよね。「我が子に幸せな人生を送ってほしい」と願うからこそ、小さいころからたくさんの習い事をさせる親も増えています。そこで、社会学者の鈴木謙介先生(関西学院大学 社会学部准教授)にこれからの未来を支える子どもたちが幸せに生きていくために、親が知っておきたいことを伺いました。4回連載の1回目は、子どもの「頭を良くする」を考える、です。 構成/岩川悟 取材・文/辻圭介 写真/玉井美世子 「頭の良さ」を判断する基準は、社会の必要性によって変わる 親にとっては、やはり子どもの「頭を良くする」ことは、とても気になるテーマのひとつだと思われます。でも、「単純に勉強や習い事をさせているだけでいいのかな?」と、疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。そんな質

    “頭が良い”の定義とは? 子どもの知性を伸ばすために親が知っておくべき2つのこと
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