これからやってくる社会では、産業構造の変化や人口構造の変化、テクノロジーの劇的な進化などによってこれまで体験したこともないさまざまな問題が起こると言われています。未来の子どもたちもそれらの問題と無縁で生きていくことはできないなか、「より良い社会」を構築していくためには、いったいどのような社会で生きることが「幸せ」と言えるのでしょうか。鈴木謙介先生(関西学院大学 社会学部准教授)のインタビュー最終回は、これから子どもたちが支えていく「未来の社会像」に迫ります。 ※インタビュー連載1回目、2回目、3回目はこちら 構成/岩川悟 取材・文/辻本圭介 写真/玉井美世子 現在は「他人事ではない」問題があらゆる人に降り掛かる時代 生きる社会によって「頭の良さ」が変わっていくのと同じように(※鈴木謙介先生1回目、2回目のインタビューを参照)、人生で追い求める「幸せ」の基準やあり方もまた、社会や時代の変化に
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