screenfoods01 あけましておめでとうございます。2018年の1本目は、明日(1月13日)公開の「5パーセントの奇跡〜嘘から始まる素敵な人生〜」の主人公の体験を通して、5つ星ホテルの仕事を見ていきたい。 志を起こさせた美しい料理 本作は、視力の95%を失いながら、視覚障がいがあることを隠して一流ホテルでキャリアを積んだサリヤ・カハヴァッテの実話をベースに、「白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々」(2005)のマルク・ローテムントが監督したヒューマンドラマである。 主人公サリヤことサリー(コスティア・ウルマン)はスリランカ人の父親とドイツ人の母親の間に生まれた。彼は先天性の疾患により10代で網膜剥離を起こして重度の視覚障がいを持つことになる。映画は、彼が視力を失う前に実習でウェイターとして働いた一流レストランから始まる。 まるで「エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラ