2010年のクーポン共同購入サイト市場規模は51億円超、Grouponとポンパレが2強
クーポン共同購入サイト「LUXA（ルクサ）」を運営する株式会社ルクサは1月17日、クーポン共同購入サービスの国内市場に関する調査結果を発表した。それによると2010年4月に同サービスが国内で登場してからの9カ月間でWebサイト数は170以上となり、累計総売上高は51億円を超えたと推測した。 月別の売上高を見ると、年末にかけて大きく伸びており、11月は14億7000万円、12月は24億円と急拡大している。ルクサの南壮一郎代表取締役は「12月の調査結果を見ると、大量の広告や、新規会員獲得の大規模なキャンペーンによって、Grouponとポンパレの2社が売上高をほぼ倍増させている。その一方、2番手以下のWebサイトの売り上げはほぼ横ばいで、170のWebサイトのうち3分の1近いサイトが1カ月間の商品掲載数が5以下の状態となっている」とコメントしている。 また、クーポン共同購入サイトでは通常よりも安
エムティーアイ流のスマートフォン戦略
『MarkeZine』が主催するマーケティング・イベント『MarkeZine Day』『MarkeZine Academy』『MarkeZine プレミアムセミナー』の 最新情報をはじめ、様々なイベント情報をまとめてご紹介します。 MarkeZine Day
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Facebookはどのように始まったのか--米国の大学カルチャーと創業者たち
1月15日、世界最大のソーシャルネットワーキングサービス（SNS）「Facebook」誕生の波乱を描いた話題の映画「ソーシャル・ネットワーク」が日本で公開となった。米国では2010年10月に公開された同作品は、ゴールデングローブ賞で6部門にノミネートされているほか、アカデミー賞最有力候補との呼び声も高い。 いまや5億人という驚異の会員数を誇るFacebookだが（現時点では、月間利用者数が5億9600万人と、6億人に手が届きそうだ）、日本では、恐らくこの1〜2年で、その名前を耳にするようになったという人が多いのではないだろうか。実際Facebookは、その立ち上げからまだ6年が経ったばかりなのである。 Facebookでは、実名の下で、多くの個人情報やプライベート写真などが行き交っている。プロフィールに学歴や経歴、人生観、哲学、好きな活動、趣味、関心といった項目が事細かく存在しているのを見
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博報堂は2011年度、社員が日常業務と離れたテーマを研究する「構想ラボ」と呼ぶ活動を大幅に拡大する。これまで2つだったテーマを10～20に増やす。新事業の立ち上げや、社員が柔軟な発想や長期的な視野を身につけるのに役立てる。（略） 博報堂は05年に研修・研究のための社内組織「博報堂大学」（正式名称はHAKUHODO UNIV.）を設立。その活動の1つとして構想ラボを始め、事務局が資金の支援や参加者の活動時間を巡る所属部門との調整を手掛けている。 これまでの構想ラボには、大人の中の子供心に着目した「こどもごこ
リクルートマネジメントソリューションズ（東京・千代田、釘崎広光社長）は国内約8000社が新卒採用試験に採り入れている能力と性格の適性検査「SPI2」の英語版と中国語版を開発した。受検する言語が違っても日本人の得点と比較できるように、得点の計算方法などを工夫した。国籍の区別なく人材を採用する企業が増えているのに対応した。
開設から6年。ファッション通販サイト「ZOZO TOWN（ゾゾタウン）」の2011年3月期の取扱額が555億円と、東京・銀座最大の百貨店である松屋銀座本店にほぼ肩を並べる。国内外1370の有力ブランドが出品し、常時10万点が並ぶ規模だけが理由ではない。細部へのこだわりが約300万人の会員を引きつける。 1日に登場する新商品は約1500点。千葉県習志野市にある約2万平方メートルの物流拠点の一角で、1点ずつ身に着けたモデルを社員カメラマンが撮影する。襟の形のアップなど10回ほどアングルを変える。サイトでは婦人
要するに、第一五軍の作戦計画は杜撰であった。補給の不備とコンティンジェンシー・プランの欠如に特徴づけられるその計画は、堅実性と柔軟性を欠いた。そして、その杜撰さを生んだ主な要因には、敵の後退作戦やウィンゲート兵団の作戦目的を見抜けなかったことなどに示される情報の貧困、日中戦争およびマレー作戦からの惰性に由来した敵戦力の過小評価（とくに円筒陣地、空中補給の重要性を見落としたこと）などがあげられよう。ことに後者は、インパール作戦開始前に何度か修正されてしかるべき体験を味わわされたにもかかわらず少しも改められず
第一五軍の「ウ号作戦」計画は戦略的急襲を前提として成り立っていた。すなわち、急襲突進によって敵に指揮の混乱と士気の沮喪を生ぜしめ、それに乗じて一気に勝敗を決しようとするものであり、急襲の効果に作戦の成否がかかっていた。では、もし急襲の効果が生じなかった場合はどうなるのか。万一作戦が不成功となった場合を考えれば、作戦の転機を正確に把握し、完敗に至る前に確実な防衛線を構築して後退作戦に転換するための計画が必要であるはずだった。つまり、いわゆるコンティンジェンシー・プラン（不測の事態に備えた計画）が事前に検討さ