自民党役員会に臨む(左から)下村博文選対委員長、二階俊博幹事長、菅義偉首相、佐藤勉総務会長=6日午前、東京・永田町の自民党本部(春名中撮影) 自民党の下村博文政調会長は6日の政調審議会で、日本学術会議の在り方をめぐり党内で議論する考えを表明した。「今回の個別の人事案件とは別に、政策決定におけるアカデミアの役割という切り口から、政調内のしかるべき機関で議論を進めたい」と述べた。 野党などは日本学術会議が推薦した新会員候補者6人の任命を菅義偉(すが・よしひで)首相が見送ったことについて、「学問の自由に対する国家権力の介入」などと批判している。