【カイロ=飛田雅則、イスタンブール=佐野彰洋】イラク北部のクルド自治政府で独立を問う住民投票の実施が25日に迫っている。弾圧されてきた歴史を持つクルドにとって独立は悲願で、賛成が多数となる見通しだ。国際社会はイラクを分裂させかねず、中東の新たな「火種」になると警戒。混乱すれば過激派組織「イスラム国」(IS)掃討後のイラクの戦後復興が遅れる可能性がある。
【カイロ=飛田雅則、イスタンブール=佐野彰洋】イラク北部のクルド自治政府で独立を問う住民投票の実施が25日に迫っている。弾圧されてきた歴史を持つクルドにとって独立は悲願で、賛成が多数となる見通しだ。国際社会はイラクを分裂させかねず、中東の新たな「火種」になると警戒。混乱すれば過激派組織「イスラム国」(IS)掃討後のイラクの戦後復興が遅れる可能性がある。
【ドバイ=岐部秀光】イラク軍が9日、過激派組織「イスラム国」(IS)から北部のモスルを奪還した。ISにとっては資金面からもイメージの面からも大きな打撃で、組織として終わりの始まりを迎えた。だが、対立と憎悪をまき散らした負の遺産はイラクの復興に影を落とす。窮地に追い込まれたISの支持者が各地で、劣勢を巻き返そうとテロを引き起こす懸念も残る。(1面参照)激戦となったモスルの住宅や公共施設は破壊され
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