中小企業の事業拡大やコスト削減を目的に、2月に提携を発表したKDDIとランサーズ。この両社の強みを生かした、地域特化型のマッチングサイト「ランサーズプレイス」(ベータ版)が4月7日に公開された。 ランサーズプレイスは、地方の中小企業が提供する、工事や清掃、士業といった“非IT系”の仕事情報を中心に掲載し、それらを利用したい企業、または個人ユーザーとマッチングさせるサービス。掲載企業は、ランサーズやKDDIが保有する合計数十万人のユーザーによる集客を期待でき、閲覧者はこれまで知る機会のなかった地方企業のサービスや情報などを得られるようになるとしている。 開始当初は、「iタウンページ」のように都道府県やジャンル別に企業情報を表示するのみで、企業同士の仲介などはしない。ただし、ゆくゆくはこれをクラウドソーシングサービス「ランサーズ」と連携させ、「ネットとリアルの橋渡しをするハブにしたい」と、ラン
本稿は招待制のイベント「Infinity Ventures Summit 2013」の取材の一部である。 ジモティのインタビューに引き続き、個人間取引についての課題や状況をIVSの会場で聞く。インタビューしたのはクラウドソーシング業界を創世記から牽引するランサーズ代表取締役の秋好陽介氏。 インタビューはまず、大きな調達を発表したクラウドワークスの話題から始まった。 ユーザーは年明けに30万人規模に成長。課題は発注側 ーーこの会場では個人間取引というテーマでいろいろな方を捕まえて話を聞いてるんですが、聞けば聞くほど奥深いですね。大きな話題としてはクラウドワークスさんが大型調達もしました。 「クラウドソーシングの事業をすでに5年やってみて思うんですが、開始当初に比べて周囲の理解度は全く違いますよ。私たちのターゲットになるのはウェブ素養がある人たちなんですが、そういう方々のクラウドソーシングやラ
本当は早起きも満員電車も大嫌い。でも、安定的に食べていくために会社勤めをしている――そんな我慢をしている人にとって、「クラウドソーシング」の広がりは朗報かもしれない。 クラウドソーシングは、インターネットを通じて、企業の仕事を全国各地の個人(群集、クラウド=crowd)に仲介するサービスだ。クラウドといえば、作成したデータをパソコン等の端末ではなく、雲(=cloud)のようにネット上で保存できる仕組みを想起しがちだが、そちらの意味ではない。 求められる仕事は、ロゴのデザインのような専門技能を要するものから、記事作成、データ入力まで多岐に渡る。その中から、個人は好きな仕事を選ぶことができる。しかも、企業と個人はネット上でやり取りするので、実際に依頼主と会う必要はなく、匿名でも問題ない。パソコンとネット環境さえあれば、自分の家でも海外でも、好きな時に好きなだけ働けるのだ。 2013年のクラウド
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