【バクー=藤井裕介】アゼルバイジャンのバクーで開かれているユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産の政府間委員会で5日、「和食」に続き、韓国の「キムチ作りの文化」の登録も決まった。料理としてのキムチだけではなく、地域で冬に備えて大量のキムチをつけ込む風習が、分かち合いや自然との共生の大切さを示すとして評価された。 食関連の無形文化遺産は、昨年までに「フランスの美食術」など4件が登録されていた。今回「和食」と「キムチ」のほか、「古代グルジアの伝統的な発酵ワイン作り」「トルココーヒーの文化と伝統」の計4件が加わった。