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![スコットランド、独立の成算は - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0e3c5e614e8acdad43d69cde8f3e93836e869a85/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2F.resources%2Fk-components%2Frectangle.rev-d54ea30.png)
(CNN) 英国からの独立の是非を問う住民投票を18日に控えたスコットランドで、独立が採択されれば本社や一部業務をイングランドに移すとの意向を示す大手金融機関が相次いでいる。 銀行大手のロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)やロイズ・バンキング、保険大手のスタンダード・ライフは住民投票後の混乱から顧客や投資家を守るためのスコットランド脱出計画を策定中だ。 歴史的に英金融業界はスコットランドとの縁が深い。エジンバラはロンドンに次ぐ英第2の金融都市だ。スコットランドの金融業界は年間域内総生産(GDP)のうち約70億ポンド(約1兆2000億円)を稼ぎ出している。 だが住民投票で独立派が勝利した場合、独立の細かい条件が決まるまでの少なくとも数カ月の間は、金融業界にとって非常に重要な問題をめぐって混乱が予想される。 まず、独立後の通貨が決まっていない。独立派はポンドの使用を続けたいとしてい
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