x86 CPUとしては初めて45nmプロセスで製造された第2世代アーキテクチャのCore 2用コア「Penryn」を採用し、12MB(6MB×2)という大容量2次キャッシュを備えたIntelのクアッドコアCPU「Core 2 Extreme QX9650」が発売された。 実売価格は13万円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 ●高速除算機やSSE4を搭載、キャッシュは1.5倍の12MB 今回の新CPUはCore 2シリーズとしては第2世代にあたる新型コアを搭載、新命令セット「SSE4」の搭載などでパフォーマンス向上を図りつつ、製造プロセスのシュリンクでキャッシュ容量の増加やTDPの低下をはかったもの。 パフォーマンス面では、SSE4により(対応ソフトの)ビデオエンコードや画像処理が高速化されるほか、同社が「Radix 16」と呼ぶ高速除算機構や128bit幅の「Supe