[ニューヨーク 24日 ロイター] - アルゼンチンの債務問題をめぐり、債務再編に応じなかったホールドアウト債権者であるヘッジファンドのNMLキャピタルは24日、同国政府が調停人を通じた交渉を拒否し、デフォルト(債務不履行)を選択する見通しだと明らかにした。 裁判所が任命した調停人のダニエル・ポラック氏との個別協議を受け、NMLの広報担当者は声明で「本日、アルゼンチン政府は来週にデフォルトを選択すると明言した」と明らかにした。デフォルト期限は30日となっている。 NMLはアルゼンチン政府のチームと交渉する用意があり、解決策の策定に向け柔軟に対応すると表明。「アルゼンチンはいかなる話し合いも再び拒否した」と指摘し、「同国代表団は可能な解決策はないとだけ述べた」と明らかにした。