国内大手スーパーが販売する輸入ウナギについて不正流通の疑いがあることを環境団体がこのほど、記者会見し、明らかにしました。 「アメリカもの」が絶滅危惧種「ヨーロッパ」と判明 日本は世界一のウナギ消費国です。昔の“ごちそう”は近年、スーパーやコンビニでも安く並んでいます。 国際環境NGOグリーンピース・ジャパンは、スーパー14社の店舗で、輸入ウナギ17商品を購入し、該当商品写真や購入店舗などを各社に伝え、輸入ウナギの種を尋ねました。 その結果、スーパーが把握している種とDNA検査による種が食い違ったのがイズミ、アークス、マルエツ、ヨークベニマルの4社4商品でした。特に「アメリカウナギ」と回答したイズミの商品は、検査の結果、絶滅危惧種に指定されている「ヨーロッパウナギ」でした。 会見した海洋生態系担当の花岡和佳男(わかお)さんは、「ヨーロッパウナギの輸入には所定の手続きが必要で、違う種で輸入され
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