EU離脱を全マスコミが批判している愚 予感してはいたが、朝日新聞から、産経新聞から、 東京新聞まで、全マスコミが、イギリスのEU離脱に驚き、 失望し、危惧を覚え、批判している。 ナショナリズムの台頭はいけないことだと主張している。 「一国平和主義」とか「孤立主義」とか「排外主義」とか 「トランプと一緒」とか「ルペンと一緒」とか言っている。 ものすごい紋切り型の思考で、今回イギリスで行われた 究極の民主主義「国民投票」で、100万票もの差をつけて 勝利した「離脱派」を批判している。 普段は民主主義を絶対の価値としているくせに、 都合の悪い結果が出ると「ポピュリズム」と言い出す。 EUという理念そのものが、知識人の空想平和主義の産物で、 設計主義的なイデオロギーだった可能性を考えようともしない。 EUが崩壊に向かうなら、TPPだって大いに危ういのだが、 朝日新聞から産経新聞まで賛成だから、不安