昨年末の成宮寛貴の薬物疑惑報道とそれに続く引退発表では、『成宮ゲイ報道引退』(12月10日スポニチ見出し)とされました。ここに来て、すでに市民権を得ていると思われていたLGBTが、いまだにゴシップ扱いされているニッポン。 その一方で、大人気のマツコ・デラックスをはじめ“おネエタレント”とされる人々はテレビ番組に引っ張りだこです。この奇妙な状況をどう見ればよいのでしょうか。 前回に引き続き、企業向けLGBT研修や、LGBTに関する情報を発信するウェブメディア「Letibee LIFE」、LGBT関連のマーケティング・リサーチサービスをする企業Letibeeの代表で、自身も性的マイノリティであるという榎本悠里香さんにお話を聞きました。 ◆LGBTのドキュメンタリーで「小指を立てて」と演出 ――成宮さんの件ではセクシャリティについて「この仕事をする上で人には絶対知られたくない」と書いていましたが
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