山崎拓氏、亀井静香、藤井裕久、武村正義の各氏が会見し、安全保障関連法案への反対を表明した。 司会 倉重篤郎 日本記者クラブ企画委員(毎日新聞) 山崎氏から当クラブに2日前に申し入れがあった緊急共同会見。亀井氏以外は既に国会議員バッジを外し、今は党派もバラバラだが、1955年体制期には政権党の自民党にそろって身を置いた長老4氏が、口々に安全保障関連法案への危惧を訴えた。 「直接間接に戦争を知る戦前生まれが共通点」と山崎氏。自民党の古賀誠元幹事長も交えた5人で会食して「戦争で負けて以来、日本が最大の危機に直面している。ジジイだからと言って黙っているわけにいかん、という気持ちで一致した」(亀井氏)と「ジジイの決起」を宣言した。 藤井氏は米国が「世界の警察官」を担いきれなくなり、集団的自衛権の行使容認で、その肩代わりを日本に求めてくる、として「わが国の将来のあり方に大きな禍根を残す」と強調。「経済