ソニーは9月22日開いた経営方針説明会で、来春発売予定の「プレイステーション 3」(PS3)立ち上げに「グループを挙げて協力していく」方針を表明した。 Cellプロセッサの安定供給や、Blu-ray Discドライブ・ピックアップ、映画コンテンツなど、グループの資源を結集し、スムーズな立ち上げの成功をサポートしていく。ソニーのハワード・ストリンガー会長は「Cellプロセッサの性能はゲームの臨場感の限界を打ち破る。新次元のゲーム体験を提供したい」と強い期待を込めた。 ソニーは新経営方針に、HD品質の映像分野を収益の柱に育てる方針を盛り込んだ。PS3はHDビジネス拡大のけん引役と位置付け、PS3によるHDコンテンツの普及拡大を図っていく考えだ。 関連記事 再び「世界のソニー」目指し、痛み伴う改革へ 「『世界のソニー』を復活させたい」──1万人の削減やカンパニー制の廃止。不振にあえいできたエレク
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