28日の参院予算委員会の質疑では、政府側の答弁に自民党など野党が激しいヤジを浴びせ、石井一委員長が「この委員会はやかましい。ヤジを禁止しているわけではないが、『なるほど』と笑いの起こるようなヤジにしてほしい」と注文する一幕があった。 石井氏は、今国会で予算委員長に就任したばかり。野党側に自制を求めただけでなく、自民党が藤村官房長官の答弁内容に不満を抱いているとみるや藤村氏をやんわり注意し、バランスを取った。
印刷 関連トピックス原子力発電所東京電力 東京電力の原発事故に伴う賠償費用を捻出するため資産評価を進めている政府の「東電に関する経営・財務調査委員会」は、近くまとめる報告書に、2014年3月末までにグループの社員約5万3千人の約14%にあたる7400人の削減を盛り込む方針を固めた。 委員には賠償資金を捻出し、電力料金の値上げを抑えるためには厳しいリストラが必要という意見が大勢だ。人員削減は新規採用の抑制や早期退職、子会社の売却などで対応する。 企業年金も、今後の会社側の拠出額を減らすため、運用利回りを引き下げて支給額を減らす。利回りを現役社員は年2.0%から1.5%へ引き下げるが、最高年5.5%のOBは調整が難航している模様だ。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます
最終埋め立て処分ができる国の基準値を上回る放射性セシウムが検出された焼却灰について、千葉県北西部の市長らが東京電力に引き取りや一時保管場所の提供などを求めたのに対し、東電は28日、「適当な用地の確保は極めて困難」との見解を明らかにした。 東電東葛支社の森下義人支社長が同日、松戸市を訪れ、本郷谷健次市長に回答書を手渡した。 市長らは8月、焼却灰処理のほか、放射線量測定機器の貸し出しや損害賠償請求への速やかな対応などを要求していた。 回答書は、福島第1原発事故による警戒区域の住民の一時帰宅などに測定機器を使い、不足している状況などを説明。新たな貸し出しには対応できず、損害賠償についても「賠償制度の枠組みの下で、責任と誠意をもって適切に対応する」と述べるにとどめた。 東電は29日以降、流山市や柏市を訪れ、市長らに回答書を手渡す予定。
印刷 【動画】南部潜りでがれき撤去伝統の南部潜りでがれき撤去をする紺野光夫さん(右)と菅原正志さん=岩手県釜石市、葛谷晋吾撮影銅製のヘルメットをかぶって海に入る紺野光夫さん=岩手県釜石市、葛谷晋吾撮影 岩手県で110余年の伝統がある「南部潜り」で、海中のがれきを片づけている70歳のダイバーがいる。同県釜石市の紺野光夫さん。銅製ヘルメットなど重さ30キロ近くの装備をつけ、復興のために海に入る。 壊れた防波堤のブロックが海底に散らばる釜石市の箱崎漁港。紺野さんは船上で潜るための準備を始めた。「手元」と呼ばれる菅原正志さん(72)の手を借りながら、15分ほどかけてヘルメットをかぶり、首に重りをつけていく。 装備を身につけた紺野さんが海に入ると、菅原さんがヘルメットについたホースを伸ばす。空気を送るだけでなく、会話のための信号線もついている。「ワイヤよこせ」。紺野さんの声が船上のスピーカーか
「こんなに恵まれている。これを直すのが民主党だ」。28日の参院予算委員会で、民主党の桜井充氏がNHK出身の小宮山洋子厚生労働相、安住淳財務相の両閣僚を前に、高い給与など同社の手厚い処遇への批判を展開した。国家公務員共済などに比べて低い保険料率、保険料の事業主負担が62%と高い一方、個人負担は38%…など同社の優遇ぶりを列挙した。
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