2018年10月に日本の音楽シーンに誕生したひとりの若きアーティスト、花譜(かふ)。 “バーチャルシンガー”と名乗る花譜は、日本のどこかに実在する17歳。しかし、生身の姿は公表しておらず、3Dモデリングされた姿で私たちの前に現れ、その震えるような切ない歌声で10代を中心に圧倒的な支持を集めている。 そして、花譜の魅力を語るうえで欠かせない要素が、そのキャラクターデザインだ。 あどけなさの中に凛とした芯の強さを感じる花譜の“姿”は、これまでの固定概念にとらわれない未来のイメージを形づくっている。 そんな花譜のキャラクターデザインを担当したのが、イラストレーターであり、キャラクターデザイナーでもあるPALOW.だ。 撮影:大森大祐 こぶしの利いた力強さと小鳥のさえずりのような優しさが共存する花譜の歌声。そこからPALOW.は何を感じ、どのように現在の花譜の姿を生み出したのだろうか。 「テレ朝動
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