静岡県熱海市で発生した土石流の現場を、静岡県がドローンで撮影し4日映像を報道陣に提供しました。 現場を視察する県職員の姿から想定し、道路は数十メートルに渡って寸断され、小規模な崩落が今も続いている状況がみてとれます。 約20人の安否がわかっておらず、現場の下流では朝から捜索が行われています。 捜索は消防や自衛隊警察など約1千人体制で午前6時から始まり海上でも捜索が行われています。 県によると被害を受けた建物は約130棟にのぼり、2人が死亡したほか3人が負傷しこれまでに19人が救助されていますが、いまだに約20人が安否不明です。 土石流の発生地点には小さな亀裂もあり県の職員が目視で常時監視をしていますが、雨のため一旦捜索が中断される場面もあり、慎重な捜索・救助が続いています。