加計学園の獣医学部新設をめぐる問題、「総理のご意向」などと記されていた文科省の内部文書について松野博一文科相が9日(2017年6月)に急転直下、調査のやり直しを明らかにした。 国会などで「該当する文書の存在は確認できない」の一点張りで調査のやり直しを拒み続けてきたのが急転、その裏にいったい何があったのか。 大きく流れが変わったと番組が注目したのは先週6日。文科省の現役職員が「文章は省内に保管されている」と、複数の報道機関に告発したことから。それでも白を切る安倍政権に報道機関の我慢も限界に来たのだろう。 8日の記者会見に官邸が危機感 8日の菅義偉官房長官の記者会見で、記者が「現役の文科省職員の証言を聞いて報道しているが、全てうそだと、信用できないと?」と追及した。 窮した菅官房長官は「ウソだと言っていません。文科省で検討した結果、出所や入手経緯が明らかにされていない文書について、存在や内容等