(CNN) 米国本土の上空を飛行し、米軍戦闘機が東部沖の領海上空で撃墜した中国の偵察気球の問題で米国防総省当局者は5日までに、気球の下部に据えられていた物体の長さは約90フィート(約27.4メートル)だったとの分析結果を明らかにした。 米国の都市でみられる市内バスの約3台分の長さに相当し、気球の操舵(そうだ)装置と監視機器類で成り立っていたとみている。 気球自体はこの物体よりはるかに大きい形状だったとしている。 米国防総省のライダー報道官は先に、気球と下部の物体を飛行船とつりかご状の船室に例えてもいた。 同報道官は気球の大きさについて、米国が撃墜した場合、地上に落ちた残骸が住民らに危害を及ぼすことを懸念するほどの規模にあるとも説明していた。
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