たとえば著作物を公開する。画像や文章なら書籍として、音楽や映像ならデータディスクとして流通させるだろうし、オブジェクトや原画ならギャラリーを借りて展示するかもしれない。 これら著作物の権利自体は、勿論著作者である貴方自身が保有しているから、それを勝手に複製したり改変して公開したりするのは差し止められる。けれど流通しているものの購入を禁じたり、展示しているギャラリーの場所の公開を禁じることはできない。それは著作者の権利範囲外だから。 同様に、Webに公開したデータへのリンクを禁じることはできない。リンクさせたくないなら、(例えば会員制のギャラリーへ展示したり会員のみに販売するように)アクセス制限など技術的な手段を講じる必要がある。 「嫌がることはやめろ」とかいう話ではなくて、根本的にそれは自分の権利が及ぶ範囲ではなく、禁止即ち他人の権利を侵害するものだということ。感情論に終始してしまうと「じ