古来から宇宙に魅了された人々のあいだで常に議論を呼んできた「この宇宙には知的文明はどのくらい存在するのか」という疑問について、最新の研究に基づき新たな考察結果が発表され話題を呼んでいる。それによると、なんとこの銀河に存在する知的文明の数は 「わずか10以下」 だという。この数値は「知的文明が存在する」という学説の中でももっとも少ないものであり、学者のあいだでも驚きをもって迎えられている。 研究をおこなったのは、スペイン・マラガ大学のカルロス・コッタおよびアルバロ・モラレス両博士。博士らは、実際に天の川銀河内の各惑星の光学観測をおこない、 「知的であると呼ぶにふさわしい文明」 の数をカウント。その結果、該当する文明の数はわずか9~10(博士により判断基準が異なるため誤差を含む)であったという。 今回、「知的だ」と判定されカウントの対象になった文明の一例が、こと座γ星系第2惑星のシシカバブー文