ファイル共有ソフトで児童ポルノ映像を提供目的で所持したとして、県警は19日、東京都町田市中町、財団法人職員谷上明彦容疑者(40)ら男3人を児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で逮捕した。3人が利用したソフトは「トレント系」と呼ばれる種類で、通常よりファイルのダウンロード速度が速いという。県警によると、このソフトを利用した児童ポルノ事件の摘発は全国初。 発表によると、ほかに逮捕されたのは、栃木県岩舟町曲ヶ島、会社員藤橋優容疑者(24)と東京都国分寺市の無職男(38)の2人。国分寺市の男は体調不良のため、同日釈放した。任意で調べを続ける。 谷上容疑者らは今年8月、トレント系のファイル共有ソフトをそれぞれ使い、10歳前後の日本人女児のポルノ映像のファイル1個をパソコン1台に保存し、提供目的で所持した疑い。調べに対し、2人は容疑を認めているという。 県警では今後、児童ポルノを同様に所持したとして、中