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economicsに関するSkepticAnimalのブックマーク (3)

  • 東京電力にとって「ラッキー」だったこと

    連載も最終回です。前回は、「東電にとってラッキーなことって一体なに?」とさくらが問いかけるところで終わりました。平成23年3月期の「ユウホウ」から読み取れるのは、東電は1兆円もの当期純損失を計上したにもかかわらず、現金を2兆円も増やしたということです。どうやらここに「ラッキー」だった理由が隠されているようです。 なぜ東電はラッキーだったのか。そのヒントは『第1【企業の概況】1【主要な経営指標等の推移】』に隠されている……と佑真は説明を始めた。 「現金及び現金同等物の期末残高」を見てごらん。前期に比べて2兆円以上も増えているだろう。次にキャッシュ・フロー計算書も見ていこう。 会社のお金がどのようにして増えたのか、あるいは減ったのかについては、キャッシュ・フロー計算書に記載されているんだ。これは会計期間におけるお金の増減を計算するもので、その増減理由を営業活動、投資活動それから財務活動に区分

    東京電力にとって「ラッキー」だったこと
  • 若者が正規雇用に就けない社会の行く末とは

    「ちきりんの“社会派”で行こう!」とは? はてなダイアリーの片隅でさまざまな話題をちょっと違った視点から扱う匿名ブロガー“ちきりん”さん。政治や経済から、社会、芸能まで鋭い分析眼で読み解く“ちきりんワールド”をご堪能ください。 ※記事は、「Chikirinの日記」において、2005年4月24日に掲載されたエントリーを再構成したコラムです。 中高年の失業は、彼らが一家の“稼ぎ手”であること、すなわち子を養い、住宅ローンを抱え、親の面倒もみなくてはならない年齢層だったため、大きな問題とされました。若者に対しては「就職できないならコンビニでアルバイトすればいい」という話になりがちなのに、中高年に関しては「一定水準以上の賃金が支払われる正規雇用の確保」が社会的要請と考えられていたのです。 確かに中高年の失業は“今日べるお金”の問題としてはより深刻です。しかし若年者の失業は、個人にも社会にも、

    若者が正規雇用に就けない社会の行く末とは
  • 八田達夫「送電網は新規事業者に開放を 原発は政府が管理すべき」in『週刊東洋経済』

    Twitterに書いたことをほぼそのまま掲載。 日の電力問題(原発問題含む)をもっとも入門レベルで解説しているのが、八田達夫先生の「ミクロ経済学?」(東洋経済新報社)。そこでは送電と発電の分離、電力自由化の効用などが独占理論の枠組みで解説されている。これはぜひ読んだ方がいいと思う。簡単だし。 その八田先生の『週刊東洋経済』での議論はこの入門レベルの上にたって今日の東京電力問題についてスタンダードな批判と問題提起をしたものと思う。日の原発政策の最大の問題は文民統制の失敗ということだと指摘している。 ちょっと引用。「日の原子力政策を策定する原子力委員会(内閣府に設置)のトップは、原子力工学の大物教授であり、同門出身者が電力各社、設備会社、経済産業省の原子力事業や政策を担う。つまり、中立を装っているが、陸軍大学の教授に戦争の最終決定を委ねているようなものだ」 すごいきつい表現で、間接的だが

    八田達夫「送電網は新規事業者に開放を 原発は政府が管理すべき」in『週刊東洋経済』
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