1月18日(月)の謝罪会見、21日(木)発売の『週刊新潮』へのメリー喜多川副社長の登場と、SMAP分裂騒動はほぼ一段落したと言ってよいだろう。芸能マスコミはもちろん、朝日新聞や毎日新聞など一般紙が異例の大きさで報じたことでわかるように、ある種の社会的事件として扱われたこの騒動だが、今のところ「解散が回避できてよかった」という声が一般的だ。スポーツ紙などは、21日夜にジャニーズ事務所の親睦会が開かれたとか、「SMAP×SMAP」の収録が無事に行われたとか、「良かった良かった」という報道を行っている。 騒動は結局、「勝てば官軍」で、ジャニーズ事務所の意向にそって解説がなされることになるのだが、SMAP解散騒動とは結局何だったのかについてはもう少し冷静に考えてみる必要があるように思う。退社を表明した飯島三智チーフマネージャーと行動を共にすることを一時表明したSPMAPメンバー4人による「造反劇」