プロ野球のチケットなどをインターネットで不正に転売したとして東京都の職員が逮捕されました。ネット上でチケットを不正に転売することは、ことし6月に施行された新たな法律で禁止されています。 警視庁によりますと、ことし7月から10月にかけてプロ野球のオールスターゲームなどのチケット合わせて4枚をインターネットの転売サイトで、定価より高いおよそ5万6000円で販売した疑いが持たれています。 ほかにも、複数のプロ野球の球団やアーティストのファンクラブに自身や家族の名前を使って会員登録してチケットを購入し、7年前からこれまでに1600回余りにわたってインターネットで転売し、およそ5000万円を売り上げていたということです。 調べに対して容疑を認め、「株式投資の失敗を補填(ほてん)するためチケットの転売を始めた。出世も遅れていて、同期との給料の差を埋めたかった」と供述しているということです。 チケットを