UnicodeとUTF-8の違いを理解していない方が結構居るようなので、文字コードの考え方を元に解説してみようと思う。 文字コードとは何か? 文字コードとは、コンピュータ上で文字を扱うために、文字に対して割り当てられた数値のことであり、文字と数値の対応付けと呼べる。 この対応付けの種類は沢山あって、Shift-JISであったり、UTF-8であったりする。 以上!と言いたいけど、文字コードはこんなに単純ではない。文字コードを複雑にする要素は沢山あるが、今回の記事ではUnicodeとUTF-8の違いに焦点を絞って解説してみたいと思う。 文字コードの構成要素 文字コードの世界は以下の2つの要素で構成されている。 この違いを意識しておかないと混乱を招くだろう。 (1).文字集合 – 表現したい文字の範囲(”あ”、”い”・・・といった文字の集合体) (2).符号化方式 – 文字集合を構成する個々の文