16日午後4時ごろ、那覇空港カウンターの手荷物検査で、修学旅行で沖縄を訪れていた高校2年の男子生徒(17)の手提げカバンから、不発弾6発が見つかった。国土交通省那覇空港事務所から通報を受けた県警が回収した。県警によると生徒は「海水浴中に海岸で拾った」と話したという。 米国製の不発弾とみられ、機関銃の弾(長さ12.8センチ、直径2センチ)が2発、小銃の弾(長さ8.4センチ、直径1.2センチ)が3発、長さ数センチの銃弾の弾頭が1発。生徒は、沖縄本島に近い座間味島周辺の無人島で拾ったという。手荷物を預ける際のエックス線検査で見つかった。生徒は任意放棄したため、予定していた羽田行きの便に乗った。他の便にも遅れはなかった。 同事務所によると、那覇空港の手荷物検査で不発弾が見つかるのは年間十数件に上ることもあり、観光客が増える夏場に目立つ。「内地では不発弾の情報が少なく、気軽に持ち帰ろうとする人が