兵庫県香美町香住区の香住漁港西港で体長1・75メートルのハモが水揚げされた。 重さは9・5キロ、胴回りは36センチもあり、近くの水産加工・販売会社「日本海フーズ」の直営店・かに市場が競り落とした。 近く、同店の水槽で展示する。 但馬漁協本所所属の底引き網漁船「大慶丸」(35トン)が18日、香住沖でカレイの操業中に漁獲した。香住漁港ではハモはほとんど水揚げされず、漁獲されても50〜60センチの大きさという。 県但馬水産技術センターによると、ハモは青森県より南の沿岸に生息。日本海側での水揚げは少ないが、但馬地方よりも水揚げのある京都府沿岸でも1・5メートルを超えるものは珍しいという。