ブックマーク / takedanet.com (7)

  • 武田邦彦 (中部大学): 科学者の日記110526 みんな死ぬのだから・・・という論理を考える

    の法律では「1年1ミリ」が被曝限度だが、「1年100ミリまで大丈夫」と国、専門家、医師、自治体、新聞記者が言っている. 他の人の意見が自分と異なる時には、 「なぜ、教養も責任感もある人が、自分と違うことを言っているのだろうか」 と考えることが私のやり方だ。 自分が正しいということはない.自分の意見と他人の意見が違うだけだ。 ・・・・・・・・・ 「1年100ミリまで良い」と言った人は、たとえば、 1)   衆議院の委員会で私と一緒にでた原子力安全委員会の委員の方、 2)   朝日新聞の女性の記者で署名記事を書いた人、 3)   長崎大学の教授で福島のアドバイザーをしているお医者さん、 4)   東工大の若手の女性の原子力関係の研究者(放射線防護) 5)   松戸市のお役人などの地方自治体の人、 などでいずれも蒼々たるメンバーだ。 そのほか、原子力安全委員長、文科省の大臣、厚生労働省、官房

    Soreda
    Soreda 2011/05/27
    武田先生の煽りレトリックはともかく、健康に関する考え方が一気に大転換してるのは本当だと思う。戦時中ってこうだったんだろうなぁと追体験してる気分。
  • 武田邦彦 (中部大学): 国を失った日本人(2) 空中分解した国、子供を被曝させる

    ある読者の方から、厚生労働省の「お母さん向けパンフレット」を送っていただきました。 このパンフレットは、厚生労働省が多額の税金を使って大量に配布したもので、データは一切、書いてありませんが「放射線は安全だ、基準を守れば赤ちゃんは安全だ」を繰り返しています。 厚生労働省の中にはお医者さんもたくさんおられ、国民の健康を守るために、「健康ニッポン」などの大がかりなキャンペーンを展開しているのに、実に不思議です. 福島原発の事故が起こってから国は、 1)   外部からの線量の限度を、1年1ミリから1年20ミリにした(内部はわずか2%の査定)、 2)   水の限度を10ベクレルから300ベクレルにした、 3)   材は魚を含めて急遽決めて、コメも含めて約500ベクレル(キログラムあたり)(魚は2000,コメ500、野菜300など)、 から、少し前のブログに書いたように、 「国を信用して、基準値を守

  • 武田邦彦 (中部大学): 厳しい問題・・・茨城産の農作物は安全か?

    読者の方から次のようなメールをいただきました。 「はじめまして。失礼覚悟でメールをおくります。 今すぐ削除してほしい記事があります。これです↓ ■科学者の日記110520  哀しい茶葉の検査拒否 茨城県では農作物、畜産物、水産物まで真面目に検査されています。このページを参考にしてください。http://www.pref.ibaraki.jp/important/20110311eq/nousanbutsu/index.html いい加減な情報を流して、茨城産のさまざまな物の評判が悪くなったら、当に困ります。 あなたは生産者への思いやりがなさすぎます。 茨城では、当に問題がある物を出荷したりなんかしません。 そんなことをしたら自分で自分の首を絞めることぐらいわかりますから。 とにかくこれ以上茨城産のイメージを悪くしないでください!!」 ・・・・・・・・・ このメールを読んでわたくしは

    Soreda
    Soreda 2011/05/23
    つまり、農作物の放射性物質を図っている件は、ただ測っているだけで、何も考えていないのです。
  • 武田邦彦 (中部大学): 科学者の日記110523 ああ、すれ違い!

    あるお母さんが、子供の被曝が心配になって、市が測定している「空間の放射線量」を調べた。 なんと、地上5メートルのところで測っているではないか! そこで、早速、市に電話をして「子供の被曝が心配なので、地上0.5メートルで測ってくれませんか」と御願いしました。 その答え。 「県衛生研究所内のモニタリングポストは、文部科学省からの委託事業として、空間放射線量率の測定を行うために設置しております。 検出器の位置が低すぎると、土壌成分の影響を受けてしまい、モニタリングポストの設置目的である空間の放射線量を適切に把握することができなくなってしまう恐れがございます。 そのため、検出器はホームページ記載の高さに設置しておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。」 ・・・・・・・・・ 一言で言えば、「バカだねえ」ということになるし、もう少し突っ込めば、「あなた、誰から税金をもらって生活しているの

  • 武田邦彦 (中部大学): 原発論点2 1年100ミリ問題と原発の安全性

    福島原発事故が起こる前までには、世界の放射線の安全の基準は「1年1ミリシーベルト」であった。それに基づいて日の法律も原発の安全性もすべて決まっていた。 ところが、福島原発事故が起こった直後、政府は1年100ミリを越える放射線性物質が出ているにもかかわらず、「直ちに健康に影響はない」と繰り返した。 政府ばかりではない。 NHK、朝日新聞をはじめとしたメディアも「1年100ミリまでは安全だ」という専門家を登場させた。 その中には、大阪のある医者で「放射線はあびればあびるほど健康になる」といい、福島市に顧問として招かれた放射線医学の専門家も「1年100ミリまでは全く問題ない」との発言を繰りかえした。 専門家の発言でもあり、立派なテレビ局が報道したので、それが現行の法律違反であることを知らされていない国民が信じたのも無理はない. ・・・・・・・・・ でも、このことの是非を問うものではない。「1年

  • 武田邦彦 (中部大学): 「福島県人差別」の原因を作っている人たち

    福島県人の「差別」が進んでいます。福島県人が避難してくるのをいやがったり、酷い例では福島県人の診療を拒否する病院すらあります。 言うまでもありませんが、福島県の人は他の都道府県の日人とまったく同じで、クリーンです. でも、これほどバカらしいことが「科学技術立国」の日で起こるのは、それを仕掛けている人がいるからです. ・・・・・・・・・ 1)     日政府が「福島県人から放射線がでている」と言ったから  ある時、テレビを見ていましたら、福島原発の近くの人たちが「被ばくしているかどうか」ということで、「体の外側から放射線の測定器をあてて」、「被ばくを測定する」という映像が何回か流れました。 そして、「体から放射線が出ていない人は、被ばくしていません」と言っていました。 これを見た素直は人なら、次のように受け取るでしょう. 「へえー! 被ばくしているかどうか外から判るの!? なら、その人

    Soreda
    Soreda 2011/04/20
    信念がないから安きに流れてデマの一助になっている人。おもしろくない風見鶏。
  • 武田邦彦 (中部大学): 教育関係者に訴える! 今すぐ、立ち上がってください!!

    福島県及び近県の教育関係者に御願いします。 現在、福島県及び近県の空間放射線量は1時間あたり約2マイクロシーベルトで、呼吸による体内被曝と水や糧から入る放射線量もほぼ同じ量ですから、約6ミリシーベルトになります。 一方、福島原発の処理は長期化が予想され、児童生徒の被曝量は「考慮しなければならないレベル」になります。1年間の被曝が予想され、その場合、6×365×24=53ミリシーベルトになり、児童生徒の放射線障害は100人に0.5人を越える段階にまで達しています. ・・・・・・・・・ 教育者の先生方、児童生徒は先生方の命令のもとに行動することを求められます. 自分たちでは自分の健康を守ることができません。 言うまでもありませんが、教育は政府と独立しており、子供達の命と健康を守ることが教育者のもっとも大切な役割です. 政府の指示や勧告は教育委員会とは独立です.そのための教育委員会です. 学校

    Soreda
    Soreda 2011/04/03
    「福島県及び近県の空間放射線量は1時間あたり約2マイクロシーベルトで」って・・・このあたりの県はみんなアホみたいに広いのでこの括りですでにちょっと引く。
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