ウィンドウフレーム──Window関数の対象を決める Window関数を使うときにPARTITION BYなどで作ったウィンドウに対し、どこまで集計対象にするかを決めることができます。これをウィンドウフレームと言います。 ウィンドウフレームは、フレームに指定する対象をモードで指定します。モードの種類には、行を指定するROWS BETWEEN、指定されたカラムの値の範囲を指定するRANGE BETWEEN、そしてPostageSQL 11から追加されたGROUPS BETWEENがあります。GROUPS BETWEENは、同一の行をひとまとまりにしたグループを指定します。 ウィンドウフレームのモードを指定したら、次はフレームに指定した対象の絞り込みの範囲を決めます。絞り込みの範囲はPRECEDINGとFOLLOWINGで指定します。PRECEDINGは指定した値より上、FOLLOWINGは