農林水産省は、対話式AI「ChatGPT」の一部業務での活用を今月中にも始めることになりました。補助金申請のマニュアルなどの改訂や修正に活用し、作業の負担軽減などにつなげたいとしています。 「ChatGPT」は、質問を入力すると、まるで人間が書いたかのような自然な文章を作成できる対話式のAIで、企業での活用が世界的に広がっています。 こうした中、農林水産省は、この対話式AIについて一部業務での活用を今月中にも始めることになりました。 ホームページで公開している、農業や漁業の事業者が補助金の申請に使うマニュアルなどの改訂や修正に活用することにしています。 これまで、補助金の制度変更などにあわせて数千ページに上るマニュアルの改訂や修正を毎年、業者に委託していました。 しかし、短期間で作業を終える必要があるため業者の負担も大きく、文章の表現が一部分かりにくくなってしまっていることが課題でした。
![数千ページのマニュアル改訂「ChatGPT」活用へ 農林水産省 | NHK](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/04045c64ef3b8db599503d0ce07a1c708a6889cf/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20230418%2FK10014042001_2304181634_0418163655_01_02.jpg)