阪神11R 桜花賞 ◎5.パララサルー ○17.ジョワドヴィーヴル △8.マイネエポナ ×11.アイムユアーズ パララサルーはデビュー戦でゲンテンの2着にきたときから見所のある馬だとは思っていたが、とはいえ菜の花賞もアネモネSも◎にはしなかった。それは母方の血や全体の配合パターンなどから、中山より東京向きの中距離馬とみたからで、それは今でもそう思っている。実際中山マイルではいつも4角ではこりゃ届かんという手応えの悪さで、しかしそこから追えば追うほど鋭くというより力強く伸びて、終わってみればあの手応えの悪さが信じられない完勝。時計のかかる決着に恵まれたという部分はあるだろうが、ノメりながらもグイグイ伸びてねじ伏せたアネモネSなんかをみると、たとえば東京で超一流のブエナビスタが中山内回りでも一流なのと同じで、距離もコースも合っていないのに負けないというところに底知れない強さがあるのではないかと