森で育てた息子、置き去り?=97年以来社会と関係絶つ−ロシア 森で育てた息子、置き去り?=97年以来社会と関係絶つ−ロシア 【モスクワAFP=時事】ロシア南部ベロクリハで最近、社会との関わりを絶ち、シベリアの森で育てられたとみられる青年が見つかった。1993年生まれと語る青年によると、両親は97年、他人との関係断絶を決め、息子を連れ森の奥へ移住した。以来、森で暮らしていたが、今年5月に突然、両親がいなくなってしまった。このままでは冬は越せないと、近くの村に助けを求めてきたところで保護された。 地元検察は青年について「健康そうだが、他人と語る機会がなかったためかゆっくり話す」と述べている。ロシア紙が「森の少年」と名付け報道を展開する中、検察は出生記録の再作成を裁判所に申請。公的保護を受けられるよう急いでいる。(2013/09/12-10:26)