県教育委員会は7日、初任者研修に参加中、女性教員にわいせつ行為をしたとして、県立特別支援学校に勤務する20代の男性教諭を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。 県教委によると、男性教諭は本年度採用の新任教員で小学部を担当。掛川市内で、5月28日から2泊3日で行われた特別支援学校の初任者研修に参加した際、最終日の30日未明に女性教諭の部屋に侵入し、寝ていた女性教諭の体に触るなどのわいせつ行為をしたとされる。 県教委の調べに対して男性教諭は「女性教諭とは研修で初めて出会った。魅力的な人と思った。申し訳ない行為をした」と謝罪。男性教諭は当時、研修を終えてから缶ビール5本を飲んでいたという。研修では、倫理観などについてグループ別に議論していた。女性教諭は被害を受けた後、同僚や勤務する学校のセクハラ相談員に相談。6月6日になって、学校の教頭を通じて県教委に報告した。 県教委は、女性教諭が特定さ