サンフランシスコ発--Intelが、80コアを搭載し、毎秒1兆回の浮動小数点演算をこなすプロセッサの試作品を公開した。 Intelの最高経営責任者(CEO)Paul Otellini氏は米国時間9月26日、当地で開催のIntel Developer Forum(IDF)に集まった数千人の参加者らを前に、この試作チップとシリコンウエハを披露した。Otellini氏が基調講演で明らかにしたところでは、同チップは毎秒1テラバイトのデータ交換が可能だという。同社は、5年以内にこれらのチップを生産ラインに載せたい考えだ。 Intelは、年2回開催する同カンファレンスを利用し、開発者に自社の長短期計画を伝えている。ハードウェア開発者やパートナー各社は3日間の開催期間中、Intel社員と情報交換をしたり、セミナーに参加して新技術を学んだりできる。 また、Intelは予想通り、4コアプロセッサを11月に顧